殺害予告受けたたかまつなな氏、田端信太郎氏をブロック「人権意識、倫理観どうなっているの…」

たかまつなな氏（2024年2月撮影）

元NHK職員で笑下村塾代表のたかまつなな氏（31）が30日までにX（旧ツイッター）を更新。殺害予告を受けたことに対して寄せられた一部ユーザーの投稿に不快感を示し、ブロックを宣言するとともに「誹謗中傷や殺害予告は絶対にやめてください」と呼びかけた。

たかまつ氏は29日、「【殺害予告を受けました】非常に恐ろしく、不安な気持ちでいっぱいです」と書き出し、「民主主義の社会では意見の違いがあるのは当然ですが、それを暴力や脅迫という形で表現することは、悲しく、許されないことです。現在、弁護士と警察に相談した上で対応を進めております」と報告。「暴力で意思を曲げることはありません。冷静に、毅然と対応しながら、自分の役割を果たしていきたいと思います」とつづっていた。

この投稿に、投資家でユーチューバーの田端信太郎氏が「これは絶対にダメですよ！バカには、健康で安全に生活し続けてもらって、バカを晒し続けて、もらわばなりません」とコメントすると、たかまつ氏は「警察に相談して、不安でいっぱいなのに、さすがにこういう発言するの、想像力とか人権意識とか倫理観がどうなっているんだろう…」と不快感をあらわに。「企業や消費者の皆様には、ビジネスと人権が重視されていく世の中の中で、著名人がどんな発言をしているのかウオッチしていってほしいです」と呼びかけた。

続けて「この炎上で誰もブロックやミュートしなかったけど、さすがにブロック致します」と宣言。「田端さん、殺害予告は絶対にダメとのアナウンスについては、ありがとうございました。具体的な制度批判とかではなく、『バカ』と並べられるのが悲しいです。建設的な提案やクリティカルな批判をいただけず、残念です」と田端氏へのメッセージをつづった。そして「他の皆様も、本当に実害がでており、身の危険を感じているので、茶化したり、煽らないでいただけましたら幸いです。批判はうけつけますが、誹謗中傷や殺害予告は絶対にやめてください」と訴えた。

たかまつ氏は厚生労働省の年金部会の審議会委員を務めており、高所得者の厚生年金保険料上げについて発信していたが、自身は引き上げに賛成を表明し、一部から批判を浴びていた。