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舞台「三婆」水谷八重子「有吉先生の作品は何年たっても古くならない」

日刊スポーツ / 2025年1月31日 17時30分

舞台「三婆」公開稽古前に会見を行う、左から川■(■は崎の大が立の下の横棒なし)皇輝、波乃久里子、水谷八重子、渡辺えり(撮影・中島郁夫)

水谷八重子(85)波乃久里子(79)渡辺えり(70)が31日、東京・新橋演舞場で、舞台「三婆」取材会に少年忍者の川崎皇輝(22)とともに出席した。

同作は、作家の有吉左和子氏が1961年(昭36)に発表した原作をもとに73年、小幡欣治氏の脚本で舞台化。女性たちの老化問題をユーモアたっぷりに、テンポよく描き出している。

水谷は演じる役について「長いこと演じていますが、違わないように気遣いながらも、前進はしていたいですよね」と役者魂を口にした。渡辺は「60歳でバージンの役です」とし、「おばあさんの役ですが、70歳になって10歳若いのがちょっとショック」と複雑な胸中を明かした。

ベテランに囲まれた川崎は「舞台は事務所を除いて3回目」という。波乃は「これ以上のところはないから大丈夫よ!」とアドバイスを送った。

水谷は同作を「いろんな世代の方に見ていただける作品」とし、「有吉先生の作品は何年たっても古くならないので、あらゆる方に見ていただきたいと思います」とアピールした。

同公演は同所で2月1~9日、13~24日は京都・南座で上演する。

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