最終号発行の夕刊フジに東スポがエール「僕はまだ歩き続けようと」さらば…オレンジ色のニクい奴
日刊スポーツ / 2025年1月31日 18時49分
2月1日付(1月31日発行)で休刊となる「夕刊フジ」の公式X(旧ツイッター)が31日、56年の歴史を締めくくる最後の1面画像を公開した。
「【夕刊フジ最終号】56年の歴史を締めくくる『#夕刊フジ最終号』ジャーナリストの#櫻井よしこ氏と、#高市早苗前経済安保相、巨人の#岡本和真選手の特別インタビュー #安倍晋三元首相の妻、#昭恵さんのメッセージ」とラインアップをつづり、最後に「最後のオレンジ色のニクい奴 ぜひ1部」と締めくくった。
1面には定番のオレンジ色の文字で「56年間ありがとうございました!」とあり、「巨人岡本 夕刊フジ買収計画」などの見出しが躍った。
夕刊紙としての戦友、東京スポーツ新聞社(東スポ)の公式Xが休刊の夕刊フジにエールを送った。「夕刊フジに感謝の気持ちを込めて作りました みなさんも“三兄弟”のように並ぶ新聞スタンドを見てくれたらうれしいです お疲れさまでした」とつづり、東スポ、夕刊フジ、日刊ゲンダイが仲良く売店のスタンドに並ぶ動画を公開。動画の最後には黒バックに白字で「夕刊フジを忘れない。僕はまだ 歩き続けようと思う。東京スポーツ新聞社」と締めくくった。
昨年10月1日、「夕刊フジ」の発行元である産経新聞社が休刊を発表。休刊理由について「デジタル端末の普及、コロナ禍に伴う帰宅時等の購読機会の減少、新聞用紙をはじめとする原材料費、輸送コストの上昇など、取り巻く環境は年々厳しさを増しました」とした上で「経営合理化や経費の削減に取り組み、発行継続に向け努力を続けてまいりましたが、創刊55周年の節目に、夕刊紙としての一定の役割を終えた、という判断に至りました」とした。
同紙は1969年2月にタブロイドサイズの夕刊紙として創刊。オレンジ色を使った紙面レイアウトが特徴だった。
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