「週刊文春は廃刊」古市憲寿氏発言に賛否両論渦巻く「いいこと言った」「監視するメディアが…」
日刊スポーツ / 2025年2月1日 15時23分
社会学者の古市憲寿氏(40)が1月31日放送の関西テレビ「旬感LIVEとれたてっ!」内で「週刊文春は廃刊にした方がいい」とコメント。発言の真意についてX(旧ツイッター)で1260文字の長文で明らかにした。古市氏の発言に賛否を渦巻いている。
古市氏の投稿に対し「文春が廃刊するまで毎日リポストする価値のあるポスト」「古市さんのご意見にすべて同意します。古市さんのような著名な方が、さまざまな圧力に屈する事なく、ご自身のお仕事先に忖度(そんたく)する事なく、このような発信をなさる事はとても素晴らしい事と思います」「珍しくいい事、言ったな」などと賛同を示す投稿がある中、否定的な投稿も散見された。
米国在住の映画評論家、町山智浩氏は「ほとんどすべてのテレビと新聞と政府事業と電通が結びついてる日本で、そこから最も利害関係が薄い文藝春秋ぐらいしか載せてくれないから告発リークが集中しているだけです。それも無くなったら日本は政府を監視するメディアのない北朝鮮みたいになっちゃいますよ」と指摘した。
他にも一般ユーザーから「文春がなければ暴かれなかった日本社会の闇がたくさんあると思う。むしろ使命を終えてるのはテレビの情報バラエティー番組やそのコメンテーターじゃないかと」「週刊文春のおかげで芸能界や政界の闇が暴かれました。性加害の被害者は泣き寝入りにならずに済んだのです。極めて公益性の高いものと考えます」「ちゃんと文春の記事を読みました? ちゃんと読んでいませんよね! 取材内容ですよ。断定でもない。学者を名乗るならば文書くらいきちんと読みましょうよ」などのコメントが寄せられていた。
以下、古市氏の投稿全文
「#とれたてっ」という番組で『週刊文春』は廃刊にした方がいいとコメントしました。それは今回のフジテレビ問題の「修正」に関して責任を取るという意味もありますが、文藝春秋社で働く社員を含めて、『週刊文春』が多くの人を不幸にする仕組みだと思うからです。
『週刊文春』編集部と聞けば、ハイエナのようにスキャンダルを探すひどい記者の巣窟というイメージを持つ人がいるかも知れません。でも実態は全然違います。大きく分けて編集部には、文藝春秋社の社員と専属の記者がいます。何も社員は『週刊文春』の編集部で働きたくて入社してきたわけではありません(皆無とは言わない)。
文藝春秋社は直木賞・芥川賞を有するくらい、格式ある出版社です。たくさんの良質な文芸作品を出版してきました。だけど「いい小説を作りたい」と入社してきた社員が必ずしも文藝部に配属される訳ではありません。特に新入社員は「修行」のような形で『週刊文春』の編集部で働かされる、という慣習がありました。僕の友人でも、『週刊文春』時代に嫌な思いをした編集者がたくさんいます。
文藝春秋社内でも、『週刊文春』は異質な存在です。同時期に他の部署で仕事をしている人のスキャンダルを平気で記事にする。本当に社会的に意味がある内容なら許容されるとしても、どうでもいいゴシップ記事を出して、他部署が翻弄されるということがよくあります。真面目に仕事をしてきた文藝部の編集者で、『週刊文春』に困らされてきた人は少なくないと思います。
しかも紙の雑誌は高コストです。もともと文藝春秋社では、『週刊文春』をスリム化して、文春オンラインなどネットを拡充するという構想がありました。
それでもなお、文藝春秋社として社会的使命のために『週刊文春』を残したいというのなら、それは一つの経営判断です。ただ今回の一件で、『週刊文春』への信用は地に落ちたと思います。実はこれまでも裁判で認定されるような誤報も複数ありました。それに世間が気付いただけ、とも言えます。
僕は文藝春秋でも仕事をしてきたし、いい編集者をたくさん知っています。『平成くん、さようなら』も『ヒノマル』も文藝春秋社から出した小説です。だからこそ、『週刊文春』のために、文藝春秋社のイメージがこれ以上悪くなることがとても悲しい。もしこのまま『週刊文春』が暴走を続けて、文藝春秋社がなくなるなんてことになったら、もっと悲しいんです。
たとえば政治へタブーなく切り込む存在は必要です。それを含めてメディアのあり方を考え直す時期にきているのではないかと思います。その意味でも、信用力が落ちた『週刊文春』は、社会的役割を終えた、というのが僕の意見です。
最後に一つ。もしも『週刊文春』を残すのなら、フジテレビ問題の「修正」を詳しく検証するのみならず、これまで文藝春秋社内で起こってきた性加害事件や、不倫問題についても報じないとフェアではないですよね。今やフジテレビでさえ自社のことをここまで報じているわけですから。そこまでしないと『週刊文春』の信用回復は無理だと思います。
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