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石破首相が不適切発言を謝罪「話にならない」北方領土への核ごみ処分場建設めぐる省庁幹部ら発言

日刊スポーツ / 2025年2月3日 12時40分

石破茂首相(2025年1月29日撮影)

資源エネルギー庁と原子力発電環境整備機構(NUMO)の幹部が、原発の高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定をめぐる説明会で北方領土に建設する案を提案され、同調するような発言をしていた問題をめぐり、石破首相は3日の衆院予算委員会で、謝罪した。

北海道10区選出で、立憲民主党の神谷裕議員の質問に答えた。

この問題をめぐっては、先月23日に行われた説明会で、処分場を北方領土に建設してはどうかという趣旨の提案が出た際、NUMO幹部が「一石三鳥四鳥だ」などと発言したとされる。一連の発言が表面化し、北海道の鈴木直道知事が、資源エネルギー庁とNUMOに抗議。同庁とNUMOが謝罪する事態になっている。

神谷氏は「北方領土の関係のみなさんにとって、本当に看過できない発言だ。抗議をしたい」と指摘し、首相らの見解を問うた。

石破首相は「話にならない。大変申し訳ございません」と謝罪。「絶対にあってはならないことだ。発言がいかなる意図だったのかは分からないが、ゆるみやおごり、思い上がりとかがあったということだと思う」と述べ「政府の責任者として、深くおわび申し上げたい」と、謝罪の言葉を繰り返した。

武藤容治経産相も「聞いた時には私もびっくりした。まったく配慮に欠ける軽率な発言だ」と答弁した。

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