メーガン妃、ビリー・アイリッシュに感謝 ロス大規模山火事で焼失のグッズ15歳少女に届く

ヘンリー王子（左）とメーガン妃（2019年6月撮影）

英国のヘンリー王子（40）の妻メーガン妃（43）が4日、今年初めにロサンゼルスを襲った大規模な山火事で被災した家族のために、米歌手ビリー・アイリッシュ（23）に支援を求めていたことをインスタグラムで明かした。

ロサンゼルス北東部アルタデナの被災地をヘンリー王子とともに訪れていたメーガン妃は、インスタグラムに自宅で撮影したすっぴんと思われる動画を投稿。被災地で出会った家族から15歳の少女がアイリッシュのコンサートに行った際に購入したツアーTシャツを火災で失った話を聞き、少女と母親を助けるために立ち上がったことを明かした。

個人的にアイリッシュと面識のなかった妃は、「知り合い全員のことを考え、誰かにビリー・アイリッシュに届けてもらおうとボイスメモを作成した」と話し、その結果アイリッシュにメッセージが届き、少女へのサイン入りグッズが手元に届いたことを報告した。

Tシャツやサイン入りのツアーグッズのランチボックスなど見せながら「これが何か良く分からないけど、彼女のためにサインまでしてある！」と興奮気味に述べ、メッセージをつないだ友人に感謝を述べるとともに「ビリー・アイリッシュ、本当にありがとう。これは彼女にとって大きな意味がある」と話した。

夫妻は被災地で温かい食事を提供する慈善団体ワールド・セントラルキッチンを訪れ、物資を届けるとともに被災者に食事を配るなどする様子が地元メディアによって報じられた。

その際に被災地にも実際に足を運んで視察した夫妻に対し、「政治家のつもり？」「災害観光客」などと批判が上がっていた。（ロサンゼルス＝千歳香奈子通信員）