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【韓国】非常戒厳は9カ月前から準備していた? 韓国公営放送が報じる

日刊スポーツ / 2025年2月6日 11時33分

尹錫悦大統領(ロイター)

韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が12月3日に宣布した非常戒厳は、少なくとも9カ月前には事前準備作業に入っていた可能性が報じられた。公営放送MBCは5日「陸軍の特殊戦司令部が昨年3月、国会だけでなくソウルにある国の重要施設を把握し、ヘリコプター着陸可能地点のデータベースを作った事実が確認された」と伝えた。

実際、特殊戦司令部は非常戒厳時、宣布から1時間20分後には特殊隊員197人をヘリ12機に分乗させ、上空から国会に侵入させている。MBCは「ヘリは国会裏の運動場に着陸した。内乱9カ月前の昨年3月、すでに国会にヘリを投入する場所を確認していたからと思われる」とした。

特殊戦司令部が把握したのは国会だけではなかったという。「ソウルの国家重要施設のヘリ着陸可能地点を確認してデータベースを作った。空港、変電所のような施設、戒厳直後に政府が停電・断水措置を取ろうとした放送局も含まれている」とした。

特殊戦司令部が重要施設のヘリ着陸地点を確認したのは過去に例がないとみられている。MBCは「韓国軍が使う作戦地図にはヘリの離着陸場が別に表記されていて(非常戒厳時には)別途の確認が不要だった。ソウルでテロが起きた場合、担当するのは首都防衛司令部なのに、特殊戦司令部が資料を集めたのは不自然だ」とも伝えた。

非常戒厳時には、大統領に宣布を進言したとされる金竜顕(キム・ヨンヒョン)前国防部長官が、特殊戦司令部に国会突入の指示を出したと報じられていた。

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