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堀江貴文氏、フジテレビの「利益率めちゃくちゃいい」部門を指摘 W杯放映権も「取れる」

日刊スポーツ / 2025年2月6日 15時43分

堀江貴文氏(2024年4月撮影)

ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏(52)が5日深夜放送のTOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」(月~木曜深夜1時)に出演。過去に因縁があるフジテレビの今後について私見を展開した。

脳科学者の茂木健一郎氏から、スポンサー撤退が相次いでいるフジテレビについて「もっともうかるようにできる、ってことね」と聞かれた堀江氏は「僕がかつてから言っている通り、テレビはサブスクリプションでビジネスは成立する」と断言。「みんなが思っているほどNetflix(ネットフリックス)が強いかっていうと、そうでもないと思う」と、ヒット作を連発して勢いのある競合他社とも戦う余地はあるとした。

堀江氏はNetflixについて「つい先日、日本の会員が1000万人を超えた、とかって言ってましたよね、全世界で3億人、って言ってますかね。しかも日本のNetflixって、海外作品より日本作品の方が見られている。で、日本のコンテンツが海外で見られているかっていうと、まあまあ見られているんですよ」と分析。「実際のところ、今、Netflixに有能なクリエーターが引き抜かれている。やっぱり法外なギャラを払っているんですよね。痛しかゆしなんだけど、Netflixは完全買い取り制なんですよ。監督は監督料しかもらえなくて…それでもすごいもらえるんだけど、昔みたいに製作委員会に入って映画大ヒットしたら何億円、みたいな話はない」と状況を説明した。対してフジは「Netflixよりもかなり制作費を落として契約できる」と語った。

さらに、フジテレビのサブスクの別の可能性にも言及。「もうひとつは過去の名作、いっぱいあるでしょ。『北の国から』一挙無料配信、ってやると絶対来るでしょ。SMAP解散した時とか、やっぱりキムタクのドラマとか見たくなるじゃないですか。月9の名作、山ほどあるじゃないですか」と、無料配信などで会員数を増やす方策を示唆。「そういうの、何でやらないのかな。何でやらないのかは全くイミフ(意味不明)なんですけど。フジテレビオンデマンド(FOD)でやればいいのに、やらないでしょ」と続けた。

堀江氏はフジテレビの配信サービスのFODについて「FODって、言っても会員数150万人いるんですよ。だいたい年間で1万円ぐらいなんです、サブスクのお金が。1000万人になると1000億円なんです。利益率めちゃくちゃいいはずなんで、サブスク150万人が1000万人にならないか、というと、なると思う」との可能性も言及。さらに、「サブスクに金をかければ、(サッカー)ワールドカップ(W杯)の配信権も取れるんですよ」と指摘し、22年のカタールW杯を全試合無料中継したABEMA TVと比較して、テレビ局が日本戦のCM収入を原資にしている現状を説明。「FODでやる、って前提であれば(権利を)取れるじゃないですか」とし、日本人ドライバーが活躍するF1などにも鉱脈があるとした。

ほか、番組で堀江氏は、福岡のFM局「CROSS FM」の代表取締役会長として、ラジオ局経営についても熱弁。「TOKYO SPEAKEASY」はradikoでも配信している。

堀江氏は05年にニッポン放送の買収騒動で、フジテレビと経営権をめぐる“株買収合戦”を繰り広げた浅からぬ因縁があり、今でも出入り禁止だと明かしている。

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