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【王将戦】永瀬拓矢九段「終盤しびれてしまった」痛恨逆転負けに天仰ぐ 藤井聡太王将に3連敗

日刊スポーツ / 2025年2月6日 19時58分

連敗中の永瀬拓矢九段(左)は藤井聡太王将(右)に1勝返したいところ(日本将棋連盟提供)

藤井聡太王将(竜王、名人、王位、王座、棋王、棋聖=22)に永瀬拓矢九段(32)が挑戦する将棋の第74期王将戦7番勝負第3局が5、6の両日、東京都立川市「オーベルジュ ときと」で行われ、後手の藤井が113手で永瀬を下し、対戦成績を3勝0敗とした。

王将4連覇へあと1勝とした。無冠返上を目指す永瀬は序盤で主導権を握ったが、終盤に逆転負けし、かど番に追い込まれた。第4局は15、16日に大阪府高槻市「摂津峡花の里温泉 山水館」で行われる。

先手の永瀬が角換わりの戦型を選択。積極的に攻めたが、難解な終盤で相手の逆襲に遭い、形勢を逆転された。ハイレベルな攻防戦、絶対王者を追い詰める絶妙手があったようだ。

投了直前には右手をあごに当て、がっくりと首を折り、天を仰ぐシーンも。第1局に続き、あと1歩まで追い込みながらの痛恨の逆転負け。シリーズ3連敗となった。

終局後、永瀬は「終盤しびれてしまった。経験値が足りていない部分があるなと感じた」。

これで藤井戦は6連敗。対戦成績は永瀬の7勝21敗となった。藤井とはタイトル戦では22年棋聖戦、23、24年の王座戦と1日制5番勝負で戦ったことはあるが、2日制の7番勝負は初めて。第4局は後手番となるが「一局一局、勉強になっているので、精いっぱい準備をしたいと思います」と声を絞り出した。

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