「ジェラードン」脱退発表の海野裕二にかみちぃ「普通の友達に戻ります」思いつづる

ジェラードンのかみちぃ（2023年撮影）

吉本興業は7日、所属のお笑いトリオ「ジェラードン」海野裕二（37）の契約終了を発表した。1月6日に療養からの復帰を発表した1カ月後の脱退となった。

吉本興業の情報サイト「FANYマガジン」は「2月7日（金）吉本興業は、ジェラードン・海野裕二について、本人からの申し出により、2025年2月9日付をもってマネジメント契約を終了することで合意したと発表しました」と伝えた。

そして「海野は以前から体調を崩しており、休養と復帰を繰り返していましたが、この度、メンバーとも話し合った結果、体調の改善を最優先にしたいと、契約終了の申し出がありました」と経緯を説明した。

海野の脱退を受け、アタック西本（37）、かみちぃ（37）の2人はコンビで活動する。アタック西本はXで「すいません、海野が抜けます。この3年で計3回戻って来ましたが最後は脱退となりました。あのトランプマン復活イリュージョンが変な伝説になってしまいました。こっから海野とは、また地元の同級生として付き合っていきます。ありがとうございました！こっからです」と海野に感謝した上で、意気込んだ。

かみちぃも「いつも応援してくださってる皆様、これまで関わってくださった皆様、突然のご報告になってしまい申し訳ございません。ジェラードンから海野が抜けることになりました。復帰して短い間でしたが3人でのコントは本当に楽しかったです。3人でしっかり話し合った結果、この形になりました。海野とは普通の友達に戻ります。ジェラードンはコンビになりますが、今後とも是非見届けて頂けると幸いです。海野は最高のノンワード東京ストレートシンプルツッコミでした！ありがとう！」とつづった。

海野は20年9月から脂肪腫で入院し、21年12月には休養を発表。7カ月半の休養を経て、22年7月に復帰するも3日後に再休養。今年の1月に海野がXで「本日、大宮のライブで約3年ぶりに復帰させていただきました。待っててくれたお客様、相方2人、関係者の皆様に大変迷惑をかけました。そして皆様には感謝でしかありません」と記述。続けて「ジェラードンの一員としてまた頑張っていきますのでこれからもよろしくおねがいします」と報告したばかりだった。

「ジェラードン」はNSC（吉本総合芸能学院）東京校12期の同期、海野、かみちぃ、アタック西本の3人で08年に結成。「キングオブコント2021」ファイナリスト。