1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

サンモニ識者「石破さんは無理に笑顔つくられ頑張った」日米首脳会談を一定評価も今後を警戒

日刊スポーツ / 2025年2月9日 11時54分

ホワイトハウスで石破茂首相と握手する米国のドナルド・トランプ大統領(2025年2月7日=ロイター)

9日に放送されたTBS系「サンデーモーニング」(日曜午前8時)で、7日午前(日本時間8日未明)に米ホワイトハウスで行われた日米首脳会談について、番組冒頭で取り上げ検証した。

日本側は対米投資の1兆ドル(約150兆円)規模への引き上げを伝えたり、懸案となっている日本製鉄によるUSスチールの買収計画も、「買収ではなく投資」との立場で合意するなどした。日本側が懸念したトランプ氏による高額の「関税発動」も、今回はなかったことから、膳場貴子キャスター(49)は「正直、トランプ氏からもっと無理難題が課せられるかと思っていましたら、思いのほか、なかったなあという印象なんですけれど」と、会談を振り返った。

一方で、コメントを求められた元TBS記者で、現在BS-TBS「報道1930」キャスターを務める松原耕二氏は、一定の評価をした上で今後の課題を指摘した。

松原氏は「今やどの国にとっても、リスクになり得るトランプ政権になっている。そういう意味では今回はリスクを回避したという意味では、今回は会談は成功だと、周辺も石破さんもホッとされていると思う」と述べ、「石破さんも、無理に笑顔をつくられたりして、頑張ったんだろうと思います」と、石破首相の「見せ方」の努力についても評した。

その上で「それでもトランプさんは、(日本に対して)ディール(取引)をいろんなところに仕掛けている。今回(混乱なく終わったのは)は1期目より日本のディールの対象としての優先順位が低かったのではないか」と分析した。

その背景として、トランプ氏が置かれた厳しい立場に言及。「ガザの所有発言で国際的に批判を浴びているし、アメリカ側の記者の(共同会見での)質問は、イーロン・マスクへの批判がものすごかった」と、トランプ氏のさまざまな判断がうまく機能していない現状に触れた。

「ここまで走ってきたけれど孤立しかけている、というところで、石破氏に味方をしている部分があると思う」と、意外にマイルドだったトランプ氏の思惑を分析。「トランプ大統領は実利を求めて、今後はいろんなことを言ってくると思う。日本は、理念を大事にして冷静にと向き合ってほしい」と求めた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください