「『上納芸人』みたいに…無関係なのに」カンニング竹山、自身への指摘に怒り「あおり食らって」

カンニング竹山（2021年5月撮影）

お笑いタレントのカンニング竹山（53）が9日、TBS系「アッコにおまかせ！」（日曜午前11時45分）に出演。回転ずしチェーン大手「スシロー」が6日、イメージキャラクターを務める落語家笑福亭鶴瓶（73）の写真などを公式サイトから削除していた件で経緯を説明し、広告を順次再開していく声明を発表したことについてコメントした。

鶴瓶をめぐっては、1月25日に配信された「週刊文春」電子版で、中居正広氏が23年5月に自宅で開いたバーベキューでの参加者の1人だったと報じられた。これを受け、鶴瓶が23年7月からイメージキャラクターを務める「スシロー」は1月29日、公式サイトに掲載されていた鶴瓶の写真をすべて削除。その対応が波紋を広げていた。

スシロー側の対応について、番組MCの歌手和田アキ子（74）は「これはショックでしたよ。鶴瓶も何か関係あったのかなと」と、戸惑ったことを告白。見解を問われた竹山は「（中居氏をめぐる一連の報道を受け）何がどうなってこうなっているのか、世の中が分からないまま、企業さんも右往左往する流れになった。こういうことも、迷惑はかかったかもしれないが、しょうがなかったのかなと今は思う」と述べた。

スシロー側が経緯を説明し「結果として、笑福亭鶴瓶様および所属事務所の皆様にもご迷惑とご心痛をおかけし、深く反省しております」としたことを踏まえ「自分らで分析して、違いますとなったから、これでいいのではないかと思う」と語った。

和田は「でも、この間の鶴瓶の気持ちも考えると。もし自分が何も関係ないのに、スポンサーが急に。（そうなるとショックでしょ）」と指摘し「スシローさんが（広告を）また再開しますと言ってくださる心の大きさはありがたい」と語った。

これに対し、竹山は「なんか、おかしくなっちゃって。バーベキューをやったらだめみたいな感じに、バーベキューをやったら悪者みたいになっている。バーベキューくらいいいだろう、というのが本音だけど」と述べた上で「何がおかしいか、何がおかしくないのかをちゃんとやらないと。小さなことだけど、鶴瓶師匠だけではなくても、小さなことだけど、おれだってあおりをくらって炎上とかしているわけだから、何の関係ねえのに。そういうこともあるんですよ」と告白した。

和田に「あなたは鋭い意見を言うからじゃない？」と、コメントによる炎上かと確認されると、竹山は「違うんですよ。10何年前の出来事を書かれて。もうどうでもいいんだけど、おれも何か『上納芸人』みたいになっちゃって。何だこれと思って」と訴え、「だから、今、そういうことはいっぱい起こっているんですよ」と、怒りをまじえて主張した。