AKB48、20周年コンサート千秋楽で元モー娘。後藤真希とコラボに八木愛月「オーラが違う」

「なんてったってAKB48」歌謡祭にサプライズゲストで登場した元モーニング娘。の後藤真希（中央）（撮影・足立雅史）

AKB48が9日、東京・品川ステラボールで、イベント「千秋楽だよ全員集合！ザ・AKB48ソングセットリスト」を開催した。同公演はAKB48の20周年を記念した「なんてったってAKB48歌謡祭in品川ステラボール」のファイナル公演となる。

2部制で開催され、1部は昭和から現代に至る女性アイドルのカバー14曲、2部はオリジナル曲7曲の全21曲をラインアップ。

1部は伝説の音楽番組TBS「ザ・ベストテン」を模した。久米宏を宮本隆治氏（74）、黒柳徹子を玉ネギヘアーを再現した「坂柳陽香」として坂川陽香（18）が務めた。坂川が「最終日となりました。あっという間ですが、みなさん盛り上がってるかな？」と黒柳徹子のものまねで呼びかけると、会場は割れんばかりの歓声で応えた。

その1部最後にはシークレットゲストとして、元モーニング娘。後藤真希（39）が登場。後藤とは24年11月、テレビ東京の音楽番組で村山彩希（27）小栗有以（23）山内瑞葵（23）が小泉今日子「なんてったってアイドル」でコラボしているが、今回は総勢44人と「LOVEマシーン」を披露した。

後藤は「めちゃくちゃ楽しかったけど、待っている間も懐かしかった」とし、「ひな壇で盛り上げる姿が懐かしい」と満面の笑みを浮かべた。モー娘ファンの村山彩希（27）は「イヤモニから後藤真希さんの声が聞こえるのはヤバい。夢のような共演をありがとうございます」と大興奮。カバーアルバムで同曲のセンターを務める八木愛月（19）は「オーラが違う。今までで一番盛り上がったんじゃないかなと思うステージでした」と話した。

MCを務めた宮本は「メンバーの顔がみんな同じに見えたけど、3日目から顔が分かるようにたった」と振り返り、「こんな私をみんな優しくしてくれて。介護ですよ、介護」とほほ笑んだ。

2部はオリジナル曲「ヘビーローテーション」「ポニーテールとシュシュ」など6曲を連続で披露するパワープレー。アンコールでは「少女たちよ」を披露した。

同公演では4月2日発売の65枚目シングルのタイトル「まさかのconfession」とアー写を初公開。同曲のセンターを務める八木は「私はまだまだ未熟なところがたくさんあるし、たくさん迷惑をかけるところもあると思うけど、AKB48にかける思いはすごく持っています」と涙ながら訴え、「この曲と私自身が向き合って、今のAKB48がお客さんにたくさん愛してもらえるような、そんなシングルになれば良いなと思います」とアピールした。

コンサートは終了したが「AKB48」コールは鳴りやまず、予定には無かった「47の素敵な街へ」を追加で披露。最後に4代目総監督倉野尾成美（24）は「改めて皆さんの応援が力になっているなと実感しました」とアピールした。