NHK豊原謙二郎アナウンサー３月末で退局 ラグビーW杯では大番狂わせを実況 今後は未定

豊原謙二郎アナウンサー（2008年5月撮影）

NHK豊原謙二郎アナウンサー（51）が3月末で退局することが11日、明らかになった。関係者が認めた。今後の活動については未定という。

96年入局で、プロ野球中継やラグビーW杯などを担当。もともと自身もラガーマンで、2015年のラグビーW杯イングランド大会では、優勝候補南アフリカに日本が勝利する、史上最大の番狂わせと言われた一戦を実況。3大会連続で中継などに関わるなどして活躍した。

20年からは「サンデースポーツ」キャスター、21年東京五輪では和久田麻由子アナウンサーとともに開会式中継の大役も務めた。24年春からは名古屋放送局に異動し、東海ローカル報道番組「まるっと！」（月～金曜午後6時10分）の進行を務めていた。