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デヴィ夫人が新党「12(ワンニャン)平和党」代表就任、参院選に候補擁立へ 「軍師」が後押し

日刊スポーツ / 2025年2月12日 5時30分

デヴィ夫人(2023年2月撮影)

タレントとして幅広く活躍する一方、愛犬家でも知られるデヴィ・スカルノ夫人(85)が、新党「12(ワンニャン)平和党」の代表に就任し、今年7月の参院選に向けて候補者を擁立する方針を固めたことが11日、分かった。12日に東京都内で記者会見し、正式に表明する。日本初の犬猫の保護に特化した国政政党を目指すといい、重視するテーマの1つが、日本国内において犬猫の食肉禁止の明確な法制化だ。「選挙の神様」が、選挙戦をサポートする。

   ◇   ◇   ◇

関係者によると、デヴィ夫人は、さまざまな慈善活動に携わるとともに、長きにわたり動物愛護活動を続けてきた。そのため、同党は動物愛護と社会の共生を理念に掲げ、犬や猫に対する道徳観を先進国と共有することで、日本の国際的なイメージ向上に貢献したいとしている。

オランダには同様の理念を持つ「動物党」があるが、「12平和党」は、日本で初めて、犬や猫の保護というワンイシューに特化した政党として動き始める。

特に重視するテーマが、犬猫の食肉禁止の法制化だという。日本国内では、一部で現在も犬の食肉が確認されているという。党の創設者で共同代表を務める実業家の堀池宏氏は2014年、「世界愛犬連盟」を設立し、動物愛護の観点から活動を続けてきた。食肉問題についても、規制に向けて国会議員らに働きかけを続けてきたが、事態は動かず、ともに活動してきたデヴィ夫人とともに、食肉禁止の法制化を目指して今回、有権者に訴えることを決めたという。

「アニマルポリス」の設置、動物虐待や不適切な多頭飼育への厳罰化など、ペット大国の日本で社会問題となっている課題の解決を目指したい思いもあるという。

新党結成に当たっては、昨年の東京都知事選でブームを起こした前広島県安芸高田市長、石丸伸二氏(42)の選挙戦を「軍師」として手がけた選挙プランナーで、「選挙の神様」と呼ばれる藤川晋之助氏(71)が選対委員長に就任。すでに都内に事務所を構え、候補者擁立にも動き始めている。

藤川氏は周辺に「参院選では2~3議席を取りたい」と、意欲を示しているという。参院選は、今年の一大政治決戦。ワンニャンパワーに「軍師」の後押しが加わることで台風の目となるか、注目だ。

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