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世界最大のマーチングバンドのギネス世界記録の更新目指す 5月開催のブラスエキスポ 

日刊スポーツ / 2025年2月12日 6時0分

ブラスエキスポを楽しみに待つ箕面自由学園吹奏楽部の、前列左から明石実歩さん、梶原柚憂さん、谷村彩花さん、春山ゆいさん、後列左から福里大輔顧問、山岡若葉さん、山本初音さん、西谷芙唯さん、山下桐空さん(撮影・阪口孝志)

ブラスエキスポは毎年5月第2日曜日に開催。例年、大阪・吹田の万博記念公園で開催してきたが、大阪・関西万博開催の今年、会場のシンボル「大屋根リング」周辺で行われることが決まった。大屋根リングを使っての催事は、開幕初日の「1万人の第九 EXPO2025」とブラスエキスポだけだ。

目玉企画は「世界最大のマーチングバンドギネス世界記録」更新チャレンジ。現在の記録は97年5月11日、「ブラスエキスポ97」で達成した317団体1万1157人。「5分以上の演奏」「400メートル以上マーチング(歩く)」「3分の2以上が楽器演奏」の要件を満たすべく、隊列を作って「星条旗よ永遠なれ」を2回演奏し新記録を目指す。

全日本マーチングコンテスト高等学校以上の部で3年連続金賞を受賞中の箕面自由学園吹奏楽部も挑戦を心待ちにしている。主将の山下桐空(きりあ=2年、パーカッション)さんは「70年の万博ではいろんなことが変わったと聞いた。歴史が変わる瞬間にいさせていただくのは光栄」と言い、西谷芙唯(2年、サックスパート)さんも「約300校、1万2000人でギネスに挑戦すると聞いて、私たちも体験したことがないのでワクワクしてます」と心躍らせる。

明石実歩(2年、トランペット)さんは「その場にしかない熱狂や臨場感、演出側で出させてもらえるのがうれしいし、万博にしかない出会いを大切にしたい」と55年ぶりの“特別な”舞台を心待ちにする。

福里大輔顧問も気持ちは同じだ。97年のギネス達成にも参加しており「当時は部員が10人くらいでしたけど、子どもたちも喜んでいた。なかなかこんな機会もないので、やりがいも感じますし、みんなで分かち合いたい。当時よりも感動したい」と意気込む。音楽を通じて世界とつながる特別な1日となりそうだ。【阪口孝志】

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