小泉今日子「ご辞退したいくらいの気持ちでした」ブルーリボン賞授賞式で受賞時の心境明かす

ブルーリボン賞助演女優賞を受賞した小泉今日子（2025年1月撮影）

第67回ブルーリボン賞（主催・東京映画記者会＝日刊スポーツなど在京スポーツ7紙の映画担当記者で構成）の授賞式が12日、東京・霞が関のイイノホールで行われた。

「碁盤斬り」（白石和彌監督）で遊郭の大おかみ、「海の沈黙」（若松節朗監督）では本木雅弘演じる画家のかつての恋人役を演じた小泉今日子（59）が、助演女優賞を受賞した。

19年ぶりのブルーリボン賞授賞式に「受賞の知らせを聞いたときにうれしいという気持ちがまったくうまれなくてご辞退したいくらいの気持ちでした。そんなにいい仕事はできたかなと不安のほうが浮かびました」と吐露。「スタッフや共演者のみんなの喜んでくれる顔が見たくて今日、いただきに来ました。気を引き締めて、まだまだすてきな作品に出会えるように頑張りたい」と話した。

昨年は8本の映画にかかわった。「本当にいい出会いが多くて楽しい1年でした」と笑った。