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玉川徹氏「物価は残念ながらこれからも上がる」年末の物価高めぐり悲観的分析 モーニングショー

日刊スポーツ / 2025年12月23日 9時37分

【写真】玉川徹氏

元テレビ朝日社員の玉川徹氏は23日、同局系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演。止まらない物価高をめぐり「残念ながら、物価はこれからさらに上がっていくのではないかと、マーケットは見ているみたいですね」との見方を示した。

番組では、年の瀬も続く物価高の中、クリスマスや年末年始を前に、さまざまな形で影響を受けている庶民の声を伝えた。

玉川氏は、22日の国債市場で、長期金利の指標である新発10年債の利回りが一時、2・1%となったことに触れながら、「(その要因の)分析は新聞にもいろいろ載っているが、総合して考えると、円はこれから先安だろうと。それにつられて物価も上がるだろうと。物価が上がれば、金利を上げざるを得ないから、これからも物価は上がっていくということなんですけど」と分析し、今後の見通しについて悲観的な推測をまじえて言及した。

その上で、「最近『インフレ税』という言葉がまた、聞こえるようになっている。インフレになるのは、税金を払っているのといっしょだと」として、インフレ(物価上昇)でお金の価値が下がることで、政府の借金の返済負担が実質的に軽くなることを差す経済用語に言及。「たとえば、(日本は)3%くらいずつインフレになっていますよね。10年続くと、物価は1・3倍くらいになる。そうなると、お金の価値が逆に25%くらい減るのといっしょになるので、例えば、(日本は国として)1000兆円の借金がすでにありますが、250兆円くらい減るのと同じことになる。今まで発行されているものに関しては。その分、我々は税金を払っているようなものといっしょだと」と、説明した。

その上で、「インフレという形で、今まで以上にお金を払った分は、政府から見れば、税金を払ってもらっているようなものといっしょだと言う考え方がある。だから、結局はそういうふうな形で、庶民はインフレという形で税金を払っているような形になっちゃうと言うことですね」と、指摘した。

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