コクヨとワコム、新潟医療福祉大の認知症簡易検査研究に協力

認知症ねっと / 2018年12月13日 10時0分

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「電子下敷」を活用した、時計描画の筆記検査

コクヨ株式会社(大阪市東成区)は、紙帳票に手書きした文字をデータ化できる入力支援ツール「電子下敷」を活用し、株式会社ワコム(埼玉県加須市)とともに、学校法人新潟総合学園新潟医療福祉大学が行っている認知症初期の簡易検査研究に協力しています。

新潟医療福祉大学の児玉直樹教授の研究によれば、「現在用いられている検査手法のひとつ「時計描画試験/CDT(※)」で、軽度認知障害の場合に、時計の描画はできているものの書き順に変化が生じたり、書き迷って手が止まる場所が出てくるとの研究視点があります」といわれています。
※CDT(Clock Drawing Test):時計の絵および指定された時刻に針を配置する描画検査。運転免許証更新時の認知機能検査にも採用されている。

従来の検査結果に比べ、手軽により多くの情報を収集

コクヨとワコムは、筆跡を経時的に記録できる「電子下敷」と検査用ソフトウエアを用いて、描画の経緯をデータとして蓄積・分析する仕組みを新たに構築し、新潟医療福祉大学の研究に協力しています。この方法では、被験者は紙に筆記するという慣れ親しんだ行動で検査に臨むことができ、検査者は判断に必要な情報を従来の検査結果に比べ、より多く手軽に得られることが期待できます。コクヨは「今後もこの研究をサポートし、軽度認知障害の早期発見に貢献したい」と述べています。

認知症と軽度認知障害(MCI)をあわせると高齢者の4人に1人になるといわれていますが、軽度認知障害の段階で早期発見できれば様々な対処法があることも報告されています。

(画像はプレスリリースより)

コクヨ・ワコム・新潟医療福祉大、筆跡を経時的に記録できる「電子下敷」活用した認知症初期の簡易検査研究に協力

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