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コロナ抑制“優等生”だったはずのオーストラリア、1日のコロナ死者が過去最多

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2020年7月27日 21時25分

コロナ抑制“優等生”だったはずのオーストラリア、1日のコロナ死者が過去最多

オーストラリアでは27日、新型コロナウイルスの1日あたりの新規感染者が過去最多の549人を記録。死者数は26日に過去最高の10人を記録し、都市封鎖措置にもかかわらず増加している。

そうしたなか、キャスターの辛坊治郎は、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演し、日本のマスコミがなかなか報じないオーストラリアの新型コロナウイルス感染症の現況についてデータをもとに語ってきている。

以下は、7月22日の同番組での解説である。(※発言中のデータは22日時点のもの)

辛坊)国際的に日本は、ついこのあいだ、オーストラリアを含む4か国に対しては、門戸を開きましたよね。ところが、今回気になったので、ネットで検索してみましたら、国内ではまったく報じられていないのですが、オーストラリアは新型コロナの感染予防に関して優等生のような報道をされていますよね。いまだに、その印象をお持ちの方は多いと思いますが、いま、オーストラリアはけっこう大変なことになっています。私の手元に、2週間前と22日の新聞に出ているデータがあるのですが、2週間前のオーストラリアの感染者数が8755人で、最新のデータは1万2428人です。およそ3700人増えています。オーストラリアは日本の人口の5分の1ほどしかいませんから、日本で言うと、2万人近く増えているくらいのインパクトです。亡くなっている方も、106人から126人で、この2週間で20人亡くなっています。日本はこの2週間のあいだで9人しか亡くなっていません。実は、オーストラリはいま、冬になっていて、けっこうな状況になりつつある。

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