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香港の「雨傘運動」を主導。「民主の女神」とも呼ばれた周庭氏逮捕。 アメリカの厚生長官の訪台との関係は?

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2020年8月11日 18時20分

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辛坊治郎が政治・経済・文化・社会・芸能まで、今日一日のニュースの中から独自の視点でお伝えしているニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』。ニュースの見方や本質が各所で話題を呼んでいるが、8月11日の放送では、香港の「雨傘運動」を主導し、「民主の女神」とも呼ばれた周庭(しゅうてい)氏が逮捕されたこととアメリカの厚生長官の台湾訪問の関係について、辛坊治郎が解説した。

香港の「雨傘運動」を主導し、「民主の女神」とも呼ばれた周庭(しゅうてい)氏が逮捕されたことについて辛坊は「中国共産党政権は本気になってきた。本気で香港をつぶす気ですね」と一言。

続けて、「民主主義とか自由が中国本土に入ってくるリスクを考えたら、香港の経済的地位をつぶしてでも、今の香港の一国二制度をつぶしてしまわないと中国本体の政治に影響を与える。香港の経済を維持するというよりは、香港のいまの自由や民主主義のほうが中国共産党政権にとって強大な敵になる可能性がある。その芽は早めに摘んでおくいう動きがはっきりしてきた」と解説した。

また、(テレビの)番組で何度も話をしたことがある周庭氏について、「逮捕されるのは見越していたみたいですが、逮捕されそうな人で海外に出ている人も結構いる。周庭さんはある意味最後まで残って、逮捕される道を選んだということなのでしょうが」と寂しく語った。

辛坊は続けて、日本では大臣に相当するアメリカの厚生長官が台湾を訪れて、台湾の蔡総統と会談したことを取り上げ、「中国共産党政権としては台湾を国として認めていないわけだが、アメリカが台湾を国として認めるような外交をした。それに対抗する形で、同じ日に、同じタイミングで香港の民主運動家を大量に捕まえる。実はこれはパッケージで対になっているニュース。同時にお伝えしないと分からないニュースですから」と解説。周庭氏逮捕のニュースを単独のニュースとしてとらえるべきでないと語った。

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