【インタビュー】ファーストサマーウイカ「家族と一緒には絶対に聴かないで！」 ……『オールナイトニッポン0(ZERO)』ひっそりとやってます

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2020年8月22日 11時50分

バラエティ・ドラマ・モデルなどマルチに活躍するファーストサマーウイカさんが、毎週生放送でパーソナリティを務める「ファーストサマーウイカのオールナイトニッポン0(ZERO)」。

今年2020年4月のスタート以来、その自由で大胆な発言に加え、番組中で起きた予期せぬハプニングがSNSを賑わせるなど、大きな反響を呼んでいます。

ラジオが大好きだというウイカさんに、ラジオの生放送の魅力や番組で印象に残っているエピソードなどを、「ニッポン放送 NEWS ONLINE」編集部がうかがいました。

ラジオは“スリルあるお仕事”

—「ラジオ」の、「テレビ」や「ステージ」との違いはどんなところでしょうか

テレビやステージは内容に権限を持つ人がいることが多いので、そのオーダーに応える姿勢が必要になるかと思います。(音楽系は例外かと思われますが)

一方、ラジオ、特にオールナイトニッポンのような個人の冠番組では作家さんディレクターさんはあくまで手助けしてくれる存在で、主導権はDJ、MCにあることが多いです。コンプライアンスや禁止事項さえ遵守すれば、方向性やテイストを自身で定めることができ、さらに編集など自分の目の届かないところでの内容変更が存在しない生放送は、なおのこと自由度が高いと思います。そこが他のコンテンツにはない面白さ、興奮があり、私がラジオを好きな理由のひとつでもあります。

ただ、その自由度の高さの反面、誰も助けてくれない、フォローが難しくリスクが高いというデメリットも存在する、スリルあるお仕事とも言えます。

—「生放送」ならではの面白さ・醍醐味を教えてください

想定していた流れと全く違った方向に話が盛り上がったり、予期せぬハプニングが起きたりすることですね。

ゲストやハプニングの無いいわゆる「通常回」でも何気なく発した言葉がハネて、リアルタイムにバンバンリアクションメールが届いたりすると生放送面白いな〜！と感じます。

私はTwitterも活用しているので、ハッシュタグを辿りながらそこから反応したり軌道修正できるのも生放送ならではだと思います。

エピソードをストックして、タイミングと話題の絡め方を見極めながらトーク

—「毎週」のトークに向けて、日々意識していることはありますでしょうか

メールテーマが決まるのが3日前くらいなので、そこから選曲したり、フリートーク部分のネタを探したりします。

メモにそれなりのエピソードストックはあるんですが、時事、世間のムードを読みつつ、いつどのタイミングで何を絡めながら話すかという見極めをしています。

前々から話そうと決めていた内容が、たまたま全く関連の無い時事ネタと上手くリンクして旬な話みたいになるというミラクルもたまに起きたりします(笑) リスナーには伝わらない自分の中だけで「上手くつながったな」と感じられるのも楽しさのひとつです。

乃木坂46の新内眞衣さんと是非お友達になりたい

—番組がスタートして5カ月になりますが、これまでのなかで印象に残っている回やエピソードを教えてください

始まって1ヶ月も立たない内に起こった「ヤスケン事変」です。

私が自粛期間に「龍が如く7」にハマり、その出演者の安田顕さんの大ファンになったという話から、リスナーメールが盛り上がり週を跨いで盛り上がっていたところ、なんとTwitterでご本人から反応があって、急遽ゲリラ生電話出演してくださいました。深夜の生ラジオならではの奇跡、予想もしなかった展開に心が震えた回でした。

—「オールナイトニッポン」のパーソナリティで、縁を深めたい人、気になっている人はいますでしょうか

ウイカANN0と同じスタッフさんが数人担当されている星野源さん。本当に一方的なのですが、星野さんのお好きな音楽や趣味に共感することが多く、いつかお話する機会があったらなあとずっと夢みております。

そして乃木坂46の新内眞衣さん。唯一の同性パーソナリティで年齢も近く、リスナーさんからもよく「気が合いそう」と言っていただくので、おこがましくも是非お友達になりたいと想いを寄せております！