コロナ禍で外出できない子どもたちに読み聞かせキャンペーン~セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2020年8月24日 8時10分
黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」の太田しのぶが出演。セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの活動について語った。
黒木)毎日さまざまなジャンルのプロフェッショナルにお話を伺う「あさナビ」、今週のゲストは「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」の太田しのぶさんです。よろしくお願いいたします。
太田)よろしくお願いします。
黒木)私も声をかけていただいて、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンがコロナ禍で外出自粛している子どもたちのために行っている、読み聞かせキャンペーンに参加させていただきました。まず、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンがどういう活動をしている団体なのかということを、改めて教えてください。
大田)私ども「セーブ・ザ・チルドレン」は、1919年にイギリスで創設された、子ども支援活動を行う民間・非営利の国際組織です。日本を含む29ヵ国の独立したメンバーが連携して、約120ヵ国で子ども支援活動をしています。「生きる・育つ・守られる・参加する」という、子どもの権利が実現された世界を目指して活動を行っています。
黒木)「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」は、国内外でいろいろな活動をなさっているということですか?
太田)セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは1986年に日本で設立されまして、東京と大阪に事務所があるのですけれども、日本を拠点に活動しているセーブ・ザ・チルドレンになります。
黒木)具体的には、どのような活動をなさっているのですか?
太田)国内外で活動を行っているのですけれども、国内では子どもの貧困問題の解決、子ども虐待の予防、それと国内外で災害が起こったときの緊急人道支援活動の3本柱で行っています。教育支援や保健・栄養などの分野でも、海外では活動しています。
黒木)非営利の国際組織で支援活動を行っていらっしゃるのですけれども、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの活動費用は、皆さんからの寄付が中心なのですか?
太田)そうです。個人の皆さまや、企業の皆さまからのご寄付で成り立っております。
黒木)その活動に携わっているスタッフの方々、太田さんは広報の方でいらっしゃるのですけれども、ボランティアの方々も多いのでしょうか?
太田)ボランティアとして私たちと一緒に活動してくださる方々もいらっしゃって、2019年は年間を通じて75~76名の方に、ボランティアで活動していただきました。
黒木)そういう場合は、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの方に「ボランティアをさせてください」といらっしゃるわけですか?
太田)お問い合わせをいただいたり、こちらからボランティアの募集をしていたときもありました。広報にも6~7年、ボランティアをしてくださっている方がいらっしゃいます。
黒木)太田さんはいつごろから、この活動に参加なさったのですか?
太田)セーブ・ザ・チルドレンに参加したのは、2015年からです。
黒木)賛同されたきっかけは何でしょうか?
太田)私はイギリスに留学していたことがあるのですが、イギリスで生まれたのがセーブ・ザ・チルドレンです。子どもの権利を推進している団体だったので、私が目指す世界や社会に近い存在だと思いました。日本にもあるということでしたので、応募しました。
黒木)どういうところから声が届いて支援するのですか?
太田)私たちは普段、「支援ニーズに基づいて」とは言っているのですけれども、その地域の人が必要としていない支援を、こちらからやるというのは違うと考えております。あくまでも地域やコミュニティ、対象の人たちが必要としているものを考えて、支援を進めるという形で取り組んでいます。民間の組織ですから、すべてのことをカバーして支援するのは難しいので、いろいろな方たちと一緒に活動しています。
太田しのぶ(おおた・しのぶ)/セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン広報
<セーブ・ザ・チルドレン>
■子どもの支援活動を行う、民間・非営利の国際組織。
■1919年、イギリス人女性のエグランタイン・ジェブによって創設。彼女は第一次世界大戦で荒廃したヨーロッパで、敵・味方の枠を超えて、栄養不良に苦しむ敵国の子どもたちの支援に取り組んだ女性。
■その活動のなかで、子どもの権利に関する世界初の公式文書とされる「ジュネーブ子どもの権利宣言」を起草。その理念は、現在196の国と地域が締結している国連「子どもの権利条約」へとつながり、世界に広がっている。
■現在、日本を含む29ヵ国の独立したメンバーが連携し、約120ヵ国で子ども支援活動を展開している。
<セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン>
■1986年、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン設立。
■国内外で行政や地域社会と連携し、子どもたちとともに活動を行っている。
■海外では保健・栄養・教育などの分野で活動し、自然災害や紛争における緊急・人道支援を実施。また国内では、子どもの貧困問題解決や子ども虐待の予防などに向けた事業の他、東日本大震災や熊本地震における緊急・復興支援を通して、子どもの権利を実現する活動を行っている。
<「読み聞かせプロジェクト」セーブ・ウィズ・ストーリーズSNSキャンペーン>
■新型コロナウイルス感染症が世界的に猛威を振るうなか、国内外でさまざまな支援を行っている「セーブ・ザ・チルドレン」。
■その活動の一環として、外出自粛の影響で外に出ることのできない子どもたちのために、そして子ども支援活動への寄付を呼び掛けることを目的に、著名人による「読み聞かせプロジェクト」、セーブ・ウィズ・ストーリーズSNSキャンペーンを実施。
■セーブ・ザ・チルドレンUSAから始まり、日本でも5月20日からスタート。
■74人の著名人が参加。6月30日まで展開。動画公開は12月末までを予定。
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