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伊豆急下田駅「金目鯛押寿司 匠の三種」(1300円)~「キンメ電車」で味わいたい! 金目鯛の駅弁

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2020年8月31日 11時50分

伊豆急下田駅「金目鯛押寿司 匠の三種」(1300円)~「キンメ電車」で味わいたい! 金目鯛の駅弁

【ライター望月の駅弁膝栗毛】

伊豆急行2100系電車「リゾート21」(キンメ電車)、伊豆急行線・片瀬白田~伊豆稲取間

東伊豆の青い海に赤い車体が映える、伊豆急行の「リゾート21」。
昭和60(1985)年、「21世紀へ進む鉄道車両へのひとつの提案」として登場以来、熱海~伊豆急下田間の普通列車として運行され、今年(2020年)で35年となりました。
現在3編成が現役で、赤い編成(3次車)は、「地域プロモーション列車~Izukyu KINME Train~」、通称「キンメ電車」として活躍しています。

(参考)伊豆急行ホームページ

伊豆急行2100系電車「リゾート21」(キンメ電車)、伊豆急行線・伊豆稲取~片瀬白田間

7両編成の車両は、各車両ごとに伊豆の各自治体のPRスペースとなっている他、3号車は「キンメダイ博物館」として、金目鯛の歴史や生態を紹介しています。
私自身も小さいころ、東伊豆町・稲取の親族の家から時折いただいた贈り物は、決まって金目鯛の粕漬だった記憶があります。
東伊豆の魚といえば、やっぱり「金目鯛」なんですよね。

金目鯛押寿司 匠の三種

「キンメ電車」に揺られ、東伊豆の海を眺めていただきたい伊豆急行線の駅弁といえば、「金目鯛押寿司 匠の三種」(1300円)でしょう。
下田のクックランドが製造、「伊豆急物産」が伊豆急下田・伊豆高原などで5年ほど前から販売しており、「ファベックス惣菜・べんとうグランプリ2016」の地域部門優秀賞を獲得。
黒地に金文字で「金目鯛押寿司」と書かれ、高級感あるパッケージとなっていますね。

金目鯛押寿司 匠の三種

【おしながき】
・金目鯛押寿司
・炙り金目鯛の押寿司
・金目鯛おぼろ山葵葉巻き
・茎山葵

金目鯛押寿司 匠の三種

普通の金目鯛、炙り、おぼろと、3つの味が楽しめる「金目鯛押寿司 匠の三種」。
割箸とナイフが入っていますが、1カンずつ切れ目が入れられており、食べやすいつくりで、味わいの違い、発見が、楽しいひとときを演出してくれます。
伊豆急物産によると、下田港で水揚げされた金目鯛を使用しているとのこと。
おぼろは甘めの味付けですが、山葵の葉がピリッと引き締めてくれるのが嬉しいですね。

伊豆急行2100系電車「リゾート21EX」(黒船電車)、伊東線・網代~伊豆多賀間

黒い包装の金目鯛駅弁なら、「リゾート21・黒船電車」でいただいても合いそう。
伊豆急行では、9月1日から伊豆急行線が1日乗り放題となる「伊豆満喫フリーきっぷ」(1900円)を伊東駅はじめ、伊豆急行線の主要駅で販売します。
特にJRの「青春18きっぷ」期間と重なる9月あたまは、東伊豆の鉄道旅に最高の期間。
おトクになった分で、チョットいい駅弁をいただくことをお薦めします!

連載情報

ライター望月の駅弁膝栗毛

「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!

著者:望月崇史
昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。
駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/

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