「菅陣営が票を回して岸田氏を“二番手”に」自民党総裁選の水面下の動きを辛坊治郎が解説

キャスターの辛坊治郎氏が9月8日（火）、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか！」に出演。自民党総裁選挙について水面下の動きを解説した。

自民党総裁選 　自民党総裁選の共同記者会見の冒頭、写真撮影に応じる（右から）石破元幹事長、菅官房長官、岸田政調会長＝2020年9月8日午後、東京・永田町の党本部　写真提供：共同通信社

自民党総裁選挙　三番手になると今後の芽がなくなるという見方も

きのう告示された自民党の総裁選挙、石破元幹事長、菅官房長官、岸田政調会長の3人が立候補の届出を行い、三つ巴の選挙戦がスタートした。3人は、所見発表演説会で支持を訴えた。

辛坊）もともと面白いのですが、ちょっと面白くなってきたことがあります。勝つのは菅さんらしいという話ではないですか。しかし、（得票の）二番手が誰になるかというのが、2人の命運をおそらく決めるのではないかと。この戦いで三番手になると次の芽がなくなってしまうのではないか……というような見方をされています。本当にそうなるかはわかりませんよ。わかりませんが、そういう見方をされています。

会見で記者団の質問に答える自民党・岸田文雄政調会長＝2020年7月27日午後、東京・永田町の自民党本部　写真提供：産経新聞社

岸田氏に菅陣営が票を回して二番手にするという動きも

辛坊）そして、どうやら岸田さんの陣営に対して、菅さんの陣営は票を回すという……岸田さんが惨敗すると（今後の）岸田さんの芽がなくなってしまうので。

増山）お裾分けしているのですか。

辛坊）そう。若干票をお裾分けして、二番手に岸田さんをもってくるような、そんな動きもあるらしいです。も