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粗品、『ドキュメンタル』の“やっべぇハプニング”明かす 怒号が飛ぶ中、ナダルのギャグが……

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2020年9月11日 11時55分

粗品、『ドキュメンタル』の“やっべぇハプニング”明かす 怒号が飛ぶ中、ナダルのギャグが……

9月4日(金)深夜、お笑いコンビ・霜降り明星の粗品とせいやがパーソナリティを務めるラジオ番組「霜降り明星のオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送・毎週金曜27時~)が放送。Amazonプライムで配信されているオリジナル番組「HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル」に出演した粗品が、舞台裏を明かした。

「ドキュメンタル」はダウンタウンの松本人志が企画・プロデュースする人気シリーズ。松本に選ばれた10名のお笑い芸人が、6時間という時間制限内で笑わせ合いのバトルに挑み、最後まで笑わなかった者が賞金1,000万円を手にする。

そんな「ドキュメンタル」に粗品が出演した回の配信が、Amazonプライムビデオでスタート。この回は本来、シーズン8になる予定だったという。しかし、過激すぎる内容だった為、“お蔵入り”になりかけところを、視聴者からの要望が多数寄せられたことで、「HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル Documentary of Documental」というタイトルでの配信決定に至った。

粗品:ホンマに、全く覚えてなくてオレも。(撮影が)1年前のことだから、新鮮な気持ちで見返したんですけど。1個だけ喋りたかった話があって、1年間我慢していたんだけど。

せいや:はいはいはい。

粗品:ドキュメンタルって、出演者が自分以外わからんやんか?

せいや:完全に隠し、ホンマに。(せいやも過去にドキュメンタルに出演)

粗品:そうなんですよね。

せいや:当日も隔離されてる。

粗品:せいやさんも言ってましたけど、楽屋張りにはもちろん芸名が書いてなく。番号ですね。1番、2番、10番まで。番号で呼ばれるんですね。

せいや:そうそうそう。番号で呼ばれるんですよ、その日は。

粗品:楽屋の前にスタッフさんが絶対にいて。

せいや:1人ずつな、担当の。ホンマに囚人みたいに。

粗品:せいやから聞いた通り、トランシーバーで連絡を取り合って、トイレに行きたい時は、誰にも会わないようにするみたいな。

せいや:あそこから緊張するよな。

粗品:緊張する。ホンマに知らんかった。誰が出るか。

せいや:声も聞こえないし。

粗品:本番前はいろいろとやることがあって。本番前のインタビューで、『霜降り明星・粗品です。1,000万、取るぞ!』みたいな。各PR動画の撮影で、YouTubeとか、Twitterとか。

せいや:意気込みね。

粗品:PR動画の撮影は、もちろん、1人で行ったんですよ。その時にめちゃくちゃ若い、1年目ぐらいの女性ADの方が、説明してくれて。『今から、PRでTikTokを撮りたいので。ギャグとか動きのあるポーズを3パターン、流れでしていただいたら、それがTikTokなので、音楽に合わせて2倍速で流れますから。ちょっと、お願いします』って言われて。

せいや:はいはいはい。

粗品:で、オレはそれを一発で理解ができなかった。『どういうことやろ?』と思って。

せいや:2倍速とかが?

粗品:そう。『どんな感じですかね? どういうことですか?』って聞き返したんですね。そしたら、女性ADの人が、『さっき、ナダルさんはこんな感じでやってました』って、携帯を見せてきたんですよ。『ナダル!?』って。

せいや:あっ! “隠し”なのに言ってしまった!?

粗品:そう! で、ADさんも『あ!』ってなって。そうしたら、後ろに男性ディレクターの人がいて、ガチギレ。

せいや:ええ~!?

粗品:『お前、何を言ってるんだよ!』、『すいません……』って。『演者さんには隠しだろ、これ! 何を考えてんだよ!』って。

せいや:怖!

粗品:めちゃくちゃ気まずかった。『エピソード1なんかは、演者のファーストリアクションで30~40分やるんだから。どうするんだ』みたいな。めちゃくちゃ怒って。女性ADさんも弱々しく、『すいません、すいません……』みたいな。めっちゃ気まずいやんか?

せいや:うん。

粗品:その説教の間ずっと、女性ADが持ってる携帯から、2倍速のナダルの『やっべぇぞ! やっべぇぞ! やっべぇぞ!』、『いっちゃってる! いっちゃってる! いっちゃってる!』が。

せいや:やば! めちゃくちゃ、“やっべぇぞ”やん!(笑)

粗品:この瞬間が、一番笑いを我慢した。

せいや:本編より?(笑)

粗品:本編より。ここが、最大のヤマ場やった。

せいや:「ドキュメンタル0」があったんや。お前には。

ディレクターの怒号が飛ぶ中、ナダルのギャグ「やっべぇぞ!」の音声が繰り返し流れていた為、笑いを耐えるのに必死だったという粗品。それが、本編よりも最大のヤマ場だったと振り返った。

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