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『ミッドウェイ』豊川悦司×浅野忠信×國村隼 ミッドウェイ海戦を描いた戦争ドラマ

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2020年9月11日 17時0分

『ミッドウェイ』豊川悦司×浅野忠信×國村隼 ミッドウェイ海戦を描いた戦争ドラマ

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【Tokyo cinema cloud X by 八雲ふみね 第897回】

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信する「Tokyo cinema cloud X(トーキョー シネマ クラウド エックス)」。

今回は、9月11日公開の『ミッドウェイ』をご紹介します。

『ミッドウェイ』

国を愛し、大切な誰かのために戦う男たちがいた……20年に及ぶリサーチを経て鮮明に描く<日本の命運を決した3日間>

『インデペンデンス・デイ』や『デイ・アフター・トゥモロー』などで知られ、観客のド肝を抜くスペクタクルな映像表現を得意とすることから“ハリウッドの破壊王”の異名を持つ、ローランド・エメリッヒ監督。

彼の最新作『ミッドウェイ』が、ついに日本公開となりました。

未曾有の戦いとなった第二次世界大戦のなかでも、歴史を左右する大きなターニングポイントとなった激戦として知られるミッドウェイ海戦。日本の運命を変えた3日間に及ぶ戦いの全貌が、いま明かされます。

『ミッドウェイ』

『ミッドウェイ』のあらすじ

1941年12月7日、日本軍は戦争の早期終結を狙う連合艦隊司令長官・山本五十六の命により、真珠湾のアメリカ艦隊を攻撃。大打撃を受けたアメリカ海軍は、兵士の士気高揚に長けたチェスター・ニミッツを、新たな太平洋艦隊司令長官に任命する。

日米の攻防が激化するなか、本土攻撃の脅威に焦りを感じた日本軍は、大戦力を投入した次なる戦いを計画。

その一方で、真珠湾(パールハーバー)の反省から、日本軍の暗号解読など情報戦に注力したアメリカ軍は、次の目的地をハワイ諸島北西のミッドウェイ島と分析し、全戦力を集中した逆襲に勝負を賭けることとなる。

巨大な空母、大和を含む超弩級の軍艦、潜水艦、戦闘機、急降下爆撃機などが出撃し、あらゆる近代兵器を駆使した空中、海上、海中のすべてを戦場とする壮絶な戦いが幕を開けた……。

『ミッドウェイ』

『ミッドウェイ』のみどころ

アメリカ海軍の兵士たちを演じるのは、エド・スクラインやルーク・エヴァンスら若手俳優たち。加えて、ウディ・ハレルソン、デニス・クエイド、パトリック・ウィルソン、アーロン・エッカートなど、ベテラン俳優が名を連ねます。

対する日本軍は、本作がハリウッド作品初出演となる豊川悦司をはじめ、ハリウッド映画の常連である浅野忠信やワールドワイドに活躍する國村隼が参加。

日米のそうそうたる豪華俳優陣が結集し、実在した勇敢な軍人たちの同胞意識と友情、そして勝利を確実なものにするための彼らの決意と犠牲がドラマティックに描かれています。

『ミッドウェイ』

「いま、自分たちが謳歌している自由のために戦ってくれた人たちのことを伝えたい」と、20年もの間、ミッドウェイ海戦を映画化したいと熱望して来たローランド・エメリッヒ監督。

新たに発見された日本軍の資料を含む膨大なデータをもとに、入念なリサーチを重ねることで、史実に忠実な作品として本作を完成させました。

アメリカ側では「日本軍により大打撃を受けたパールハーバー攻撃への雪辱を果たす戦い」と位置付けられているミッドウェイ海戦を、ドイツ人であるエメリッヒ監督は、日米の軍人を同じ人間として、それぞれの立場から描くことに注力。国を愛し、大切な誰かのために戦う男たちの物語からは、戦争の無意味さと平和への願いが伝わって来ます。

ミッドウェイ海戦という歴史的戦争を、日米両国の公平な視点をもとに描ききった本作は、新たな戦争映画の歴史を打ち立てる1本となることでしょう。

『ミッドウェイ』

<作品情報>

『ミッドウェイ』

2020年9月11日(金)からTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
監督・製作:ローランド・エメリッヒ
製作・音楽:ハラルド・クローサー
脚本・製作総指揮:ウェス・トゥーク
出演:エド・スクライン、パトリック・ウィルソン、ルーク・エヴァンス、アーロン・エッカート、豊川悦司、浅野忠信、國村隼、マンディ・ムーア、デニス・クエイド、ウディ・ハレルソン
Midway (C)2019 Midway Island Productions, LLC All Rights Reserved.
原題:Midway
公式サイト https://midway-movie.jp/

連載情報

Tokyo cinema cloud X

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。

著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/

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