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砂場とあそびの研究所・砂場研究家Codama~小さな子どもでもつくれる「どろだんご」の楽しさ

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2020年10月5日 8時10分

砂場とあそびの研究所・砂場研究家Codama~小さな子どもでもつくれる「どろだんご」の楽しさ

黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に砂場とあそびの研究所・砂場研究家のCodama(こだま)が出演。土と砂からつくるどろだんごについて語った。

Codama(こだま)

黒木)毎日さまざまなプロフェッショナルにお話を伺う「あさナビ」、今週のゲストは砂場とあそびの研究所・砂場研究家のCodama(こだま)さんです。「砂場研究家」という肩書なのですが、どんな活動をされているのでしょうか?

Codama)通常は子どもが土に触れることの大切さを伝えるためのワークショップや講演会をしたり、幼稚園とか保育園などの砂場づくりのアドバイスを行ったりしています。その他では、世界各国に砂場がありますので、その砂場の成分や造り方の研究、砂場遊びを通じて子どもが獲得して行くべき動きやそれに伴う生育などの研究もしています。

黒木)その活動の1つでもある、Codamaさんがつくったどろだんごを持って来てくださったということですが。

Codama)これが土と砂からつくったどろだんごです。どうぞ、触ってみてください。

黒木)何だかパワーストーンみたいですね。

Codama)ピカピカに磨いてあるので、水晶とか大理石みたいだねと言われます。土と砂からつくっています。黒木さんのお手元にある黄色いどろだんごは、岩絵具と言って、岩からつくれる着色料を土に少し混ぜて、色の着いた土を最後に表面に使っているので、色が着いています。

黒木)私も子どものころによくつくっていましたが、こんなに綺麗にはできませんでした。つくり方は一緒ですか?

Codama)一緒です。ただ、私のどろだんごは土の量や砂の量や水の量を工夫して、90分でつくれるようにしています。いまの子はどろだんごをつくる習慣がないので、どろだんごというツールを通じて土と砂に触れるということをワークショップでお伝えしています。

黒木)ピンポン玉よりも少し大きいくらいですね。

Codama)ビリヤード玉くらいの大きさです。

黒木)どうしてこんなにまん丸になるのですか?

Codama)牛乳瓶を使って磨いています。牛乳瓶を使って削って行くことで丸くなります。

黒木)このピカピカは?

Codama)表面を何度も平らにすることで光の屈折で光って見えるのです。

黒木)小さなお子さんでもつくれるのですか?

Codama)1~2歳のお子様でも、土をこねることができればつくれます。3歳になれば、牛乳瓶を道具として使えるので上手に磨くこともできます。

黒木)販売はしているのですか?

Codama)つくったものは販売していません。

黒木)インテリアとしてもいいですよね。

Codama)よくそう言っていただきます。

黒木)ここにあるのも黄緑とかブルーとか、藍色とかグレーですが、やはり土のなかに色を混ぜるのですか。

Codama)そうです。岩絵具を小指の先くらい、少しの量を土に入れます。

Codama(こだま)

砂場とあそびの研究所・砂場研究家/Codama(こだま)

■砂場遊びの研究と環境改善に取り組む「砂場研究家」。
■2017年、当時勤務していた医療法人が保育園を開設することになり、園庭の砂場づくりを担当したのをきっかけに「砂場」に関心を示し、どんな砂場をつくるといいのかを徹底的に勉強。
■2019年1月、ZOZO創業者・前澤友作氏のツイッター企画「#月に行くならお年玉」に応募。当選して得た100万円で欧州視察など砂場と砂の研究費用に充てた。
■それを機に会社を退職。フリーランスの砂場研究家としての活動を開始。
■砂場遊びやどろだんごを通じて、子どもたちが土にふれる必要性を伝えるワークショップや講演会を開催。
■幼稚園・保育園・公園での砂場づくりのアドバイスをする他、顕微鏡を持ち歩き、各地の砂場のつくりや砂の成分を研究・発信している。

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