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バイデン優勢 その要因は“テレビ映り”?……米大統領選TV討論会を辛坊治郎が分析

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2020年10月2日 21時50分

写真

キャスターの辛坊治郎は10月1日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に生出演し、アメリカ大統領選の第1回討論会について分析・解説した。

米大統領選の第1回討論会を視聴する人(アメリカ・フロリダ州マイアミ)

アメリカ大統領選挙の第1回テレビ討論会開催

アメリカ大統領選挙の第1回テレビ討論会が、日本時間9月30日午前に行われ、再選を目指す共和党候補のトランプ大統領(74)と、民主党候補のバイデン前副大統領(77)が、直接議論を交わした。

辛坊)第1回のテレビ討論会というのは第2次世界大戦後、白黒テレビの時代ですね。アメリカにはカラーテレビがあったのかもしれないけれども、ほとんど普及していないはずです。1960年代にケネディ対ニクソンというのが、最初のテレビ討論会です。結果的にケネディが勝ちました。下馬評では圧倒的にニクソンの方が評判が高かったんです。ところがですね、ニクソンに比べてケネディの方が若くてはつらつとしていますよね。

私はテレビの生活が長いんですが、この番組がラジオで本当にありがたいと思うのは、テレビは男性の方でもメイクするんです。女性の方は、ラジオであろうとなんだろうと外へ出るときにはメイクされるのが普通でそんなに苦じゃないのかもしれませんが、私なんかダメなんです。メイクでファンデーションを塗られると、皮膚呼吸ができなくなるような気がして息苦しく感じるんです。いまのテレビはそうでもないんですけれども、昔はカメラの質も悪かったこともあって、照明をガン、と焚くわけです。照明をものすごく焚くと、テカテカになりますから、そこをファンデーションで抑える、などということをやらなければいけない。男性でも、テレビに出るときはメイクしているのとしていないのだと、カメラ映りがまったく違うんです。

ケネディとニクソン pd

メイクを断ったニクソン

辛坊)当時、ニクソンというのは年配者だし、「男がメイクなんかできるかよ」ということで、スタッフが「テレビというのは、メイクをするものですから」といったのを全部断ったんです。

増山さやかアナウンサー)しなかったんだ。

辛坊)結果、テレビ映りがすごく悪かったんです。ところがケネディは「どんどんメイクしてくれ」と言って、バッチリメイクで出てきて、その印象がすべてを決めたと言われています。

増山)怖いですね。

第1回テレビ討論会 米大統領候補者討論会=2020年9月29日 写真提供:時事通信

1回目の討論会の結果としてはバイデン優勢

辛坊)怖いんです。今回は、バイデンの方がだいぶ年上だから、テレビ映りとしては圧倒的に悪いはずだ、と。ヨレヨレのバイデンがここで出てきたら、バイデンは相当苦境に立つだろうと言われていたのですが、意外とよかったということで、1回目の討論会の結果としてはバイデン優勢。現状そうなっています。

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