ナイナイ・矢部が取った行動は？ 芸能人だって「人の親」として参加する運動会

ナインティナイン 矢部浩之

10月8日（木）深夜に放送された、お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史と矢部浩之がパーソナリティを務めるラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』（ニッポン放送・毎週木曜25時～）で、2児の父である矢部浩之が、幼稚園の運動会に参加した際の出来事を披露する一幕があった。

ナインティナイン 矢部浩之・岡村隆史

スポーツの秋。本格的な運動会シーズンの到来を迎えた関東地方だが、幼稚園に通う子供の親である矢部も、毎年、父親参加の競技に参加しているという。

昨年、参加したのは大玉転がし。前方にある目印のフラッグまで15メートル走り、折り返して戻ってきたら次のパパにバトンタッチ。そんなレギュレーションで行われたリレー形式の競技で、矢部は昨年、アンカーを担当。ライバルチームを大きく引き離し勝利が決定的な状況でバトンが回ってきたそうだ。そんな大勢が決した状態で巡ってきた出番に、矢部が取った行動は……

“道中でワザと大玉をストップさえ、大玉に腰かけ、口笛を吹く真似をする”

つっこみ芸人・矢部浩之らしからぬ“運動会ボケ”。勝利が決定的な状況で過度に余裕ぶるこの行動に、会場は大ウケだったそうだが（※自己申告）矢部はこう説明する。

矢部「ちょっと意外かもしれないんですけど『隙あらばちょっとボケてみようかな』と（※という風に思って運動会には参加している）」

岡村「誰が！？」

矢部「俺！」

つっこみ芸人・矢部の隠れたボケ欲に、岡村同様、リスナーも大いにのけぞったが、矢部曰く、ボケるのには理由があるという。曰く、幼稚園の先生や父母からは“お笑い芸人なのだから何かをしてくれるのでは？”という“空気”があり、そういった期待を引き受ける形でボケているというのだ。

ナインティナイン 矢部浩之・岡村隆史

そして、今年。

父親参加の徒競走に出場した矢部は、2年連続でアンカーを担当。昨年とは逆のシチュエーションで、大幅にリードを許しライバルチームはすでにゴール。そんな状況下で、バトンを渡された矢部は得意の“運動会ボケ”を再発動させた。

“腰に手を置いてのスキップ”

割れんばかりの拍手と笑いに包まれる会場（※自己申告）。大成功だ。昨年に続いて、幼稚園の先生方には褒められたそうだが、実は、家族からは「やめてくんない？」「恥ずかしい」「なにやってんの？」と総スカンだったのだとか。

“役者が生業の有名俳優夫婦がサングラスを掛け我が子の様子をこっそりと見守る写真”や“スポーツタレントがTV番組での立ち振る舞いさながらに綱引きに真剣に取り組む1枚”など、この時期に発売される写真週刊誌に掲載される定番の写真に我々は「芸能人も人の親」であることを意識する。

ナインティナイン 矢部浩之・岡村隆史

もし写真週刊誌に「運動会に参加する矢部浩之」の写真が掲載されたら、我々はそこに“芸人矢部”を感じるであろう。おそらく、載ることはないと思うが。

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