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醸造家・須合美智子~ワインをつくることになったきっかけ

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2020年10月20日 8時10分

醸造家・須合美智子~ワインをつくることになったきっかけ

黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に醸造家の須合美智子が出演。ワインをつくることになった経緯について語った。

須合美智子

黒木)今週のゲストは東京・台東区にある都市型ワイナリー「葡蔵人(ブックロード)」の醸造家、須合美智子さんです。醸造家になられたきっかけは、どういうことだったのでしょうか?

須合)私はもともと、ワイナリーの母体になっている飲食店のパートのスタッフでした。ホールスタッフの役割は、お客様とキッチンをつなぐことだと毎日の仕事のなかで感じていました。「自分たちでどうやってワインをつくったか」とか、「農家さんとお話をしながらブドウを収穫したのですよ」ということを、お客様にサービスの1つとしてお話ししたいと思ったことが、醸造するきっかけでした。ワインが好きなスタッフが多かったことも影響していると思います。実際につくれるようになったら、楽しいのではないかと思いました。

黒木)レストランのオーナーから「ワインをつくりませんか」という提案があったのですか?

須合)私が「やってみたいのです」と言ったのがきっかけです。

黒木)須合さん1人ですか?

須合)私が手を挙げたのは事実です。「やってみたい」という一心でした。

黒木)その決断をさせた大きな理由は。

須合)店舗のスタッフと毎日、楽しく仕事をさせていただいたので、自分がワインをつくることによって、「仲間入りしたい」と思ったことです。

黒木)すべて国産のブドウでつくっていらっしゃるのですが、そこへのこだわりは?

須合)国産のブドウでつくるのは、足を運んで、ブドウをつくっている方と話せるからです。

須合美智子

須合美智子(すごう・みちこ)/ワイナリー「葡蔵人(ブックロード)」醸造責任者

【BookRoad(葡蔵人/ブックロード)】
■2017年、東京・台東区にオープンした都市型ワイナリー。
■東京都では4番目にオープンしたワイナリー。土地面積は10坪。3階建て。
■スペースには1000リットルの発酵タンク4基の他、さまざまな機械が並ぶ。
■長年にわたって台東区で飲食店を経営するオーナー企業が運営。
■ワイナリーをつくろうと考えていたオーナー企業の提案を受けて、8年間、パートのホールスタッフとして勤めていた須合美智子さんが手を挙げて醸造家に。
■山梨県・長野県の契約農家さんと茨城県にある自社農園で育った国産葡萄100%の日本ワインを製造。味はもちろんラベルが素敵でおしゃれ。

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