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ユーミンと角川春樹監督・石坂浩二が生放送ラジオでスペシャル鼎談

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2020年10月21日 11時40分

ユーミンと角川春樹監督・石坂浩二が生放送ラジオでスペシャル鼎談

映画『みをつくし料理帖』の角川春樹監督と、同作出演の石坂浩二が、10月16日(金)のニッポン放送『松任谷由実のオールナイトニッポンGOLD 』に出演した。

ニッポン放送 『 松任谷由実のオールナイトニッポン GOLD』10月16日(金)22 時~24時 生放送

『松任谷由実のオールナイトニッポンGOLD 』では、毎回「ユーミンが今、会いたい人」を招いて
豪華対談を展開しているが、今回の「会いたい人」はユーミンが主題歌「散りてなお」を作詞、作曲した映画『みをつくし料理帖』の角川春樹監督と松本穂香演じる澪が料理人を務める「つる家」の店主・種市を演じた石坂浩二。ユーミンと角川映画のゆかりは深く、映画『ねらわれた学園』で主題歌のオファーを受けたことをきっかけに『時をかける少女』『Wの悲劇』でもタッグを組んできた。

2人の登場を前に「ラジオでおしゃべりするのは初めてで私の方がドキドキしている」と話したユーミン。そんな心配も、鼎談が始まると角川監督の新人女優を見抜く力、石坂が演じてきた金田一耕助や犬神家の一族の話など、角川映画の過去作品のエピソードを中心に3人の熱いトークが繰り広げられた。

そして、犬神家の一族の話題から角川は「44年前の今日が犬神家の一族の公開日だったんですよ」と明かした。石坂は続けて「(その当時)初日にどんどん宣伝しようと映画館に記者を呼ぶからと。でも天気が心配と言っていたら、その日が晴れた。きょうもまったく同じで、明日は初日だけど天気が悪いと映画館に行く人が少なくなるから嫌だと思っていたら、ものすごくいい天気になった。角川さんって絶対不思議(な人)だと思った」と話し、大ヒットした自身の角川作品と公開初日を迎えた『みをつくし料理帖』との不思議な縁を披露した。

そして話はユーミンが作詞、作曲をした『みをつくし料理帖』の主題歌「散りてなお」の話題に。ユーミンは「主題歌の話をいただく前にすごくいい話だなと思ってたら、角川文庫だったことに感動した。さすがだな、この本を角川さんが見つけてこられてシリーズになって」と感慨深げに話し、主題歌を角川に依頼されたときの感想について、「あ、来たーっという感じ」と表現した。

番組では原作者の髙田郁からユーミンはじめ角川監督、石坂浩二への感謝のメールが紹介された。「松任谷由実さま、素晴らしい音楽をありがとうございます。ラストで手島葵さんの『散りてなお』が流れてきたとき涙が出てきそうになりました」と読み上げられた後、角川は「(石坂が演じた)種市というのは実は髙田さんのお父さんの名前なんです」と明かした。石坂は「それを撮影中に聞いてプレッシャーに感じた」と話したが、それに対し角川は「石坂の種市は深いんですよ。カメラマンには現実にやっている芝居のような、まるで舞台を見ているような感覚で撮りましょうと言った。そのなかで石坂の種市は抜群。本当に石坂さんに頭が上がらないぐらい感謝している」とその演技を絶賛した。

石坂は最後、リスナーへのメッセージを聞かれ、「映画らしい映画で、その味わいが本当にひとりひとりの心に染み入っていく。みんな安心して違ったものを受け取ってくれたらすごく嬉しい」と話した。角川は「今回のテーマは絆と思っていた。人間と人間の絆。妻が見て感動して絶句して泣いていた」と話し、ラジオでのスペシャル鼎談は幕を閉じた。

このスペシャル鼎談は、radikoのタイムフリー機能で聴くことがきでる。

<番組概要>
■番組タイトル:ニッポン放送『松任谷由実のオールナイトニッポンGOLD 』
■放送日時:2020年10月16日(金) 22時~24時 生放送
■パーソナリティ:松任谷由実
■ゲスト:角川春樹、石坂浩二
■メールアドレス:yuming@allnightnippon.com
■twitter:@yuming_anng
■ハッシュタグ:#ユーミンANNG

◆この番組は、radikoのタイムフリー機能で放送1週間後まで聴取可能
http://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20201016220000

 

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