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醸造家・須合美智子~行き着くところは「やっぱりワインは楽しい」ということ

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2020年10月22日 8時10分

醸造家・須合美智子~行き着くところは「やっぱりワインは楽しい」ということ

黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に醸造家の須合美智子が出演。ワインをつくる喜びについて語った。

須合美智子

黒木)今週のゲストは東京・台東区にある都市型ワイナリー「葡蔵人(ブックロード)」の醸造家、須合美智子さんです。ワインづくりの魅力はどういうところにありますか?

須合)終わりがないですね。「こういうようにできたらよかったかな」とか、「来年はそうやってみよう」といつも思います。それができればもっと喜ぶ方が増えて、「葡蔵人のワインが好きだよ」と言ってくれる人も増えるのではないかと思うのですが、それは私がワインをつくることになったからこそ、感じることなのだと思います。

黒木)ワインづくりを始めるとき、お子さんは反対しませんでしたか?

須合)しなかったです。「やりたいことがあれば、やったらいい」といつも子どもには言っていたので、私が「やりたい」と言ったら、「あ、そう」という感じでした。

黒木)お母さんが実践していますからね。

須合)「ママはワインのこと知っているの?」と聞かれましたが、「知らないけどね。これからいろいろ知れると思うんだ」と言ったら、「ふーん」と言っていました(笑)。

黒木)お子さんはまだ小さいのですか?

須合)もう成人しています。

黒木)もう試飲もできるのですね。

須合)できますが、「ワインはよくわからないなあ」と言っています。

黒木)おうちでは飲まれるのですか?

須合)本当に少しだけ飲んでいます。

黒木)ワインは好きになられましたか?

須合)なりました。飲みながら、「どうしてこの味になったのだろう」と調べてしまいます。でもたくさん飲んでいると、「やっぱりワインは楽しいな」というところに行き着くのですが。

黒木)ブドウの農家さんのところには、できあがったワインを持って行かれるのですか?

須合)毎年、「いただいたブドウでつくったものです」と言ってお届けします。

須合美智子

須合美智子(すごう・みちこ)/ワイナリー「葡蔵人(ブックロード)」醸造責任者

【BookRoad(葡蔵人/ブックロード)】
■2017年、東京・台東区にオープンした都市型ワイナリー。
■東京都では4番目にオープンしたワイナリー。土地面積は10坪。3階建て。
■スペースには1000リットルの発酵タンク4基の他、さまざまな機械が並ぶ。
■長年にわたって台東区で飲食店を経営するオーナー企業が運営。
■ワイナリーをつくろうと考えていたオーナー企業の提案を受けて、8年間、パートのホールスタッフとして勤めていた須合美智子さんが手を挙げて醸造家に。
■山梨県・長野県の契約農家さんと茨城県にある自社農園で育った国産葡萄100%の日本ワインを製造。味はもちろんラベルが素敵でおしゃれ。

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