日本にとってやりやすいのはトランプ氏かバイデン氏か~アメリカ大統領選
ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2020年10月24日 11時42分
ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(10月23日放送)に外交評論家・キヤノングローバル戦略研究所研究主幹の宮家邦彦が出演。10月23日が最後の候補者討論会となったアメリカ大統領選について解説した。
アメリカ大統領選、最後の討論会開催
アメリカ大統領選、最後の候補者討論会が現地10月22日、日本時間23日午前10時から南部テネシー州ナッシュビルで開かれた。支持率で民主党のバイデン前副大統領に押され気味の共和党のトランプ大統領にとって、挽回をかけた大舞台となる。一方のバイデン氏は逃げ切りたい考え。今回は、妨害発言を封じるマイクの消音装置、ミュートが導入され、活発な議論につながるかどうかについても注目された。
飯田)大統領選は日本の人たちも注目しています。メールをたくさんいただきました。神奈川県横須賀市、28歳会社員の“あかね”さんから。「バイデンさんとトランプさん、どちらが日本にとっていいのでしょうか?」というものや、東京都北区の配送業“早朝ドライバー”さんからは、「バイデンさんの当選で日中関係に与える影響はどうなのでしょうか?」といただいております。
バイデン氏とトランプ氏~どちらが大統領になっても日本にとっては変わらない
宮家)結論から言うと、どっちもどっちということです。
飯田)どっちもどっち。
宮家)どちらにしても、アメリカ人は難しい人たちですから。中国人も難しい人たちですが、バイデンさんが大統領になったら、いまのような予測可能性のない、不確実なばかりの外交というのは変わって、より予測しやすい、積み上げ型の外交になるので、我々としてはやりやすいと思います。バイデンさんが中国にやさしいかと言われれば、必ずしもそうではありません。昔はそうだったかも知れませんが、いまの中国の状況を考えたら、中国に擦り寄るなんてことはできないと思います。そして、トランプさんが大統領に残ったら、それはそれでいままでの慣れた対応があるわけですから、どちらも「難しいけれど頑張らなくてはいけない」ということです。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
米大統領選、「例外主義」の終わりの始まり
Japan In-depth / 2024年11月13日 11時0分
-
【歴史的大接戦】アメリカ大統領選挙の結果がもたらすもの…外交・経済など日本や静岡への影響は?専門家に聞く
Daiichi-TV(静岡第一テレビ) / 2024年11月6日 17時25分
-
〈米大統領選〉ハリス急失速の背景 「バイデンの失言」と「ホワイトハウスの文書改ざん」が落とす深い影
集英社オンライン / 2024年11月6日 7時0分
-
米大統領選、選挙結果は今週中には確定しない
Japan In-depth / 2024年11月5日 22時0分
-
相変わらず投票率が低かった第50回衆議院選挙…米大統領選に学ぶ、テレビ討論会で使われている「選挙が盛り上がる」ための一枚のカードとは?
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年10月31日 11時15分
ランキング
-
1コロナ新しい変異株「XEC株」はどんなウイルスか 「冬の対策とワクチン接種の是非」を医師が解説
東洋経済オンライン / 2024年11月26日 9時0分
-
2靖国参拝誤報「極めて遺憾」=共同通信に説明要求―林官房長官
時事通信 / 2024年11月26日 13時18分
-
3アマゾン、出品者に値下げ強制か 独禁法違反疑い、公取委立ち入り
共同通信 / 2024年11月26日 12時45分
-
4元県議丸山被告に懲役20年求刑=無罪主張、妻殺害事件―長野地裁
時事通信 / 2024年11月26日 12時52分
-
5〈斎藤知事・公選法違反疑惑〉“広報”女性社長は「一度もやったことない」のに兵庫県eスポーツ検討会委員に選ばれていた…社長を選挙カーに上げた理由を聞かれた知事は仰天回答
集英社オンライン / 2024年11月26日 11時13分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください