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“習近平降ろし”が始まって暴走の危険性……「この中国の国内情勢の分析はすごく面白い」辛坊治郎が言及

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2020年10月27日 15時10分

“習近平降ろし”が始まって暴走の危険性……「この中国の国内情勢の分析はすごく面白い」辛坊治郎が言及

人民大会堂で、政府活動報告を聴く中国の習近平国家主席(中国・北京)

キャスターの辛坊治郎氏が10月26日(月)、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。夕刊フジの中国の国内情勢の分析について言及した。

人民大会堂で、政府活動報告を聴く中国の習近平国家主席(中国・北京)=2020年5月22日 写真提供:時事通信

『中国衝撃!英空母の「台湾電撃寄港」浮上 EU諸国も対中警戒 「戦争準備」発言連発…習主席“暴走”の危険性』

~『夕刊フジ』2020年10月26日記事 より

辛坊)夕刊フジの1面トップです。イギリス空母が台湾へ電撃寄港という話なのですが、ここへきて中国がまずいのではないのかという話が。この記事を読んでみますと……

 習主席は23日、北京の人民大会堂で開かれた中国軍の朝鮮戦争参戦70周年の記念大会での演説で、突然声を荒らげ、米国をこう罵倒し、人民を煽った。

~『夕刊フジ』2020年10月26日記事 より

辛坊)どんな罵倒かというと、

「(米国の)脅迫、封鎖、圧迫は通用しない。勝手に行う覇権行動も通用しない」「(朝鮮戦争でわれわれは)米軍の不敗神話を打ち破った」「(米国の運命は)どん詰まりの死路だ!」

~『夕刊フジ』2020年10月26日記事 より

辛坊)……と。要するにアメリカの不敗神話を打ち破ったというのは、朝鮮戦争でアメリカ軍が基本的に38度線どころか、もう北朝鮮軍を中国の国境線くらいまで押し返す瞬間があったのですけれど、そこから中国が人民解放軍を投入して、米軍を38度線まで押し返して、そこで膠着状態になって1953年の停戦に至るという歴史をいっているのですよね。確かにアメリカは押し戻されたのは歴史上、そのあとベトナム戦争で負けていますから必ずしも習近平さんのいっていることが正しいとは限らないのですけれども、少なくとも不敗神話というのは朝鮮戦争まではあったというのは確かです。

ただ習近平さんがここまでの言葉でアメリカを非難するのはどういうことになっているのだろうというと、2面に続きが書いてあるのですが……

外事警察関係者はこういう。

「習氏は必死だ。共産党内で『習降ろし(=クーデター)』が始まっている。新型コロナウイルス対策は失敗、米国とは全面対決、世界が中国を敵視し始めた。すべて習氏の大失政だ。習氏は終わりだ。それだけに怖い。追い詰められた習氏が暴走する危険がある」

~『夕刊フジ』2020年10月26日記事 より

辛坊)……みたいなことが書いてあるので、そこまでいえるのかは分からないのですけれど、この1面2面の夕刊フジの中国の国内情勢の分析はすごく面白いです。

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