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口呼吸は何がいけないの? 医師が回答

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2020年11月15日 17時40分

口呼吸は何がいけないの? 医師が回答

「口呼吸」に関して、ニッポン放送「健康あるあるWONDER4」(8月26日放送)で解説された。

ニッポン放送「健康あるあるWONDER4」

番組に寄せられた健康の疑問『小学1年生の娘が、口をポカンを開けていることが多く、「口を閉じてお鼻で息をしましょうね」と声をかけますが、なかなか直りません。口呼吸は何がいけないのでしょうか?』に対して、日本健診財団の監修のもと、以下のように解説した。

「口呼吸は、身体にとってあまりいいことではありません。

なぜかと言うと、鼻から吸った空気が肺に届くまでの通り道には、ウイルスや細菌などの異物を排除したり、外気を体内に適した温度や湿度に保つなど、さまざまな働きがあるからです。

鼻からのどの粘膜は常に粘液で湿っていて、繊毛と呼ばれる細かい毛がびっしり生えています。

この繊毛の仕事は、外気に含まれるホコリやウイルスなどの異物を排除すること。鼻から吸った空気は肺に届くまでに、粘液や繊毛によって、きれいにされています。

また、鼻腔と呼ばれる場所は、とても面積が広く血管も多いので、鼻腔を通るあいだに冷たい空気は適度に温められて、湿り気を帯びた状態で肺に運ばれます。

ところが、口呼吸では肺を傷つけたり、感染症などにかかりやすくなってしまいます。意識して鼻から息をするように心がけたいですね」

協力:医療ライター・横井かずえ
監修:日本健診財団

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