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宮崎謙介の妻・金子恵美 夫の不倫を許せたワケ「許す行為は許される側の努力が全て」

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2020年11月17日 11時40分

宮崎謙介の妻・金子恵美 夫の不倫を許せたワケ「許す行為は許される側の努力が全て」

元衆議院議員の金子恵美が、11月16日(月)の、ニッポン放送「垣花正あなたとハッピー!」内のコーナー「ゲストとハッピー!」に出演。自身に起こった不倫問題の真実と、現代に必要な”許す力”を説いた著書「許すチカラ」について語った。

不倫問題で大きな話題を生んだ、金子恵美と夫の宮崎謙介夫妻。世間から大バッシングを受けた夫の行為を、金子はなぜ許すことができたのだろうか。

垣花正アナウンサー:僕もこの「許すチカラ」を読んだんですが、二人の中で「頑張っていこう」って手を取り合って仲良くなったとしても、周りのバッシングはスゴかったんですね。

金子恵美:そうですね。職業柄、議員同士ということもありましたし、育休宣言していて注目されていたということもあるんですが、夫婦で解決していても、「育休宣言している者が何事だ」となれば、個人の問題では収まらない事だったんだなと思いますね。

垣花:親戚関係、周りの政治家の仲間、選挙区の支援者、街行く人……。色んな人に批判されて、あの明るい宮崎謙介さんですら、「目が及ばないともしかしたら自分で……」っという危うい時期もあったとか?

金子:今は、元気にしていて「本当に反省してるのか?」って皆さんに思われがちなんですけどね(笑)。当時は、夫がどんどん表情をなくして、顔面神経も麻痺して。浮き沈みが非常に激しかったんですね。私も議員活動をしていましたから、「家にいない間に何かあったら…」ってほんとに心配でした。それでも親であったり、彼の友人など、周りのサポートがあって何とか乗り越えられたなと思います。

垣花:逆に宮崎謙介さんも、「許されるチカラ」があったのでしょうね。

金子:「許す」という行為は、相手がいて、許される側の努力・姿勢が全てだと思うんです。実は、この「許すチカラ」というタイトルにも賛否があって。「許す」ことが正義なのか。「許さない」ことは悪なのか?という声があったんですが、そうではなくて。私の時に、「離婚しろ」「離婚しろ」という声があったなかで、「許す」という選択肢があってもいいんじゃないかなと思ったんです。でもそれは、「許される側」の努力も見せないといけない。「許さない」=「離婚する」という決断も、「許す」という気持ちですね。ご家庭によってケースバイケースだと思うので、私は、それぞれの考えを尊重するべきだと思っています。

自身に起きた不倫問題から「許す」ことについて語った金子。当時の宮崎・金子夫妻のように、現在でもワイドショーや、週刊誌などでは様々なニュースが取り上げられ、SNS等ではそれに関する過激な書き込みも少なくない。金子は、「そういう対象になっている方が、完膚なきまでに叩かれてそのまま再起不能になるまで……ということはあってはいけないと思う。色んな背景、側面があるということを、報道を受け取る側のみなさんにも知って欲しいなと思っています。」と訴えた。

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