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「経済と医療、どちらを大事にするのかではなく上手く重心をとって」内閣官房参与が見解

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2020年11月19日 12時22分

「経済と医療、どちらを大事にするのかではなく上手く重心をとって」内閣官房参与が見解

川崎市・健康安全研究所・所長で、内閣官房参与の岡部信彦氏が11月18日のニッポン放送「飯田浩司の OK! Cozy up!」に出演。新型コロナウイルスの感染拡大で北海道で「自粛」を要請する方向であることについて見解を述べた。

新型コロナウイルス感染症対策専門家会議(第1回)での岡部信彦氏 2020年2月16日(首相官邸HPより https://www.kantei.go.jp/jp/98_abe/actions/202002/16corona_sen.html)

川崎市・健康安全研究所・所長、内閣官房参与の岡部信彦が語る北海道での新型コロナウイルス感染拡大と自粛要請 そして今後の新型コロナウイルス対策の在り方

北海道での感染拡大と自粛要請について、岡部信彦所長は「残念ながら患者が増えている。全国的というわけではないが、治療をしなければいけない人数が数週間前から増えてきているのではないか」と説明。

第3波とも言われている感染拡大については、「季節的なものというのは断定できないし、波があるかないかの言い方はともかく、一旦やや落ち着いていたものが再び増えているのであれば、違った対策をとらなければならない」と語った。

今後開発されるワクチンの接種に期待することについては、「ワクチンはあったほうがいいが、その評価はきちんとしたほうがいい。多くの方が接種することになるので、偶然におきた反応に過剰に反応し、ワクチンが使えなくなるようなことにならないよう、きちんと評価をしてからワクチンを導入したほうがいい」と力説。

過度なワクチンへの期待についても「夢のようなワクチンとは言い切れない。ただ、ウイルスが見つかって1年足らずでワクチンの開発というのは、科学の進歩だとおもう。仮にワクチンができたとしても、3密を避けるなどの基本的な対策をとらなくていいというわけではない」と語った。

現在の感染状況における経済の在り方については「経済を大事にするのか、医学を大事にするのかではなく、上手く重心をとるようにしてやらなければならない」と説明。北海道のような地域ごとの自粛要請については「地域によって変えるのが正しい方向だと思う。都道府県単位、あるいはもうちょっと大きい市の単位でわけるほうがいい」と話した。

【番組概要】
■番組タイトル:ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』
■放送日時:毎週月曜~金曜 朝6時~8時 生放送
■パーソナリティ:飯田浩司(ニッポン放送アナウンサー)
■アシスタント:新行市佳 (ニッポン放送アナウンサー)
■番組メールアドレス:cozy@1242.com
■番組twitter:@cozy1242
■番組ハッシュタグ:#cozy1242
■番組HP:https://www.1242.com/cozy/

◆この番組は、radikoのタイムフリー機能で、放送1週間後まで聴くことができる。
http://radiko.jp/share/?sid=LFR&t=20201118071054

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