テレ東・佐久間P 1人で行ったディズニーランドで涙を流してしまったワケ
ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2020年11月25日 11時45分
11月18日(水)深夜、テレビ東京のプロデューサー・佐久間宣行がパーソナリティを務めるラジオ番組「佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送・毎週水曜27時~28時30分)が放送。先日、1人で東京ディズニーランドへ遊びに行ったと語った。
SNSで「ディズニーランドに行った」という投稿を見て、1人ディズニーを思いついたという佐久間。酒を飲んだ勢いでパークチケットを買い、後に『なんでチケットを買ったんだ?』『1人ディズニーランド、楽しいかな? 誰か後輩を誘おうかな?』と憂鬱にもなったそうだが、行くことを決意。娘が2歳~10歳ぐらいだった頃は何度もディズニーランドへ行っていたことも思い出し、「今まで培った知識を総動員して、シングルでおじさんで楽しんでやろう!」と、朝一、夢の国へ向かったという。
「当日はパチっと目が覚めて。奥さんに『早いね。8時半ぐらいだよ?』と言われたけど、『まあ、ちょっと、まあまあまあ……』なんて言いながら出かけて。東京駅から京葉線に乗り、たくさんのサラリーマンが出勤していく中、僕は心の中で『みなさん、俺、1人でディズニーに行くんですよ!!』って(笑)
入場制限しているだけあって、ディズニーランドはぜんぜん並んでいなかった。昔は入場に30分以上かかったイメージがあったけど、10分も待たずに入れる感じで。みんな、ソーシャルディスタンスを守りながら立っていたんだけど、ほとんどの人がアプリを立ち上げていたの。僕も慌ててアプリを立ち上げて、そうしたら、『アプリでファストパスを取る』って書いてあり、最近はアプリで取るんだな、と。僕はダッシュしてファストパスを取っていた世代だから(笑)」
「入場してすぐ、アプリで『モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク!”』のファストパスを取ろうと思ったら、全然取れない! 何回押しても取れない。キャストの人に小声で『ファストパスが取れないんですけど……』って言ったら、『今は入場制限をしているので、そもそもファストパスを発行してないんですよ。どのアトラクションもだいたい20分待ちぐらいで乗れますよ』って言われて。えっ、20分!? って。アプリでは待ち時間を見られるんだけど、モンスターズ・インクなんて普通、3時間待ちじゃん? でも、20分なの。『スペースマウンテン』も15分とかで、こんなに空いているの!? っていう状態」
「歩き始めたらシンデレラ城が見えて、『うわっ、懐かしい! 6年ぶりだなぁ。せっかくだから写真を撮ろう』と思って、まずはおじさんの自撮りを(笑) 自撮りの後、シンデレラ城を撮ろうとした瞬間……本当にフラッシュバックみたいに、今までの思い出がブワーッとなって。
『10年前に初めて来て、2歳ぐらいの娘を抱えて、なんとか一緒の画角に写ろうと思って自撮りしたなぁ!』『毎年写真は撮っていたけど、最後の方は撮らなくなったな』『娘が2~3歳の頃はたくさん撮っていたな……』みたいなことを思い出した」
「実は、初めてディズニーランドに来たのが娘となんですよ。そもそも、僕は遊園地に行くタイプの人間じゃなかったから、独身時代には行ったことがなくて。結婚して、子供が生まれて初めて夫婦でちゃんと調べて行ったのがディズニーランド。だから、子供と行った思い出しかないから、すごくノスタルジーな気持ちになって。
だから、『ビッグサンダー・マウンテン』にも乗ったことがなかった。『1回くらい乗ろうかな?』と思って向かったら、『プーさんのハニーハント』が見えてきて『ああ、懐かしい! これは娘と行ったなー』って。でも、初めて来たときは混んでいて、しかもファストパスの制度も分からなくて取れなかったんですよ。2歳の娘が行きたがっていたのに行けなかったから『うわぁ、ごめんねー!』って謝って、プーさんの帽子を買ってあげて……みたいなことを思い出した」
「そこからさらに歩いたら『イッツ・ア・スモールワールド』が見えて、『プーさんのハニーハント』に行けなくて、結局これに乗ったんですよね。ちょっと怖いところでは、娘がまだ2歳ぐらいだったから泣いちゃって、手を握って。隣にはコーヒーカップ(『アリスのティーパーティー』)があって、娘がゲラゲラ笑ってくれるから、ぐるぐる回したら『早い!』ってめちゃくちゃ怒られたり、一緒に『空飛ぶダンボ』に乗ったり……。そういうのを鮮明に思い出した。
で、ディズニーランドの真ん中あたりで思うわけ。『懐かしいけど、娘と来ることはないんだろうな……。もう、中2だから』と思って。めちゃくちゃセンチメンタルな気持ちになった(笑)」
ディズニーランドには娘との思い出しかなかったため、歩いているだけで感傷的になったという佐久間。涙をこらえながらレストランに入ると家族連れに遭遇し、仲のいい様子を見て思わず泣いてしまったとのこと。その後、「ここで1回、涙を流すしかない!」と、曽我部恵一BANDの楽曲『東京ディズニーランド』を聞いて涙を出し切り、1人でビッグサンダー・マウンテンに乗ったそうだ。
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