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若槻千夏「私もアレやりたい」 みちょぱ、にこるん、めるるのスタンスに憧れ

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2020年11月30日 11時50分

若槻千夏「私もアレやりたい」 みちょぱ、にこるん、めるるのスタンスに憧れ

タレントの若槻千夏が、約10年間の芸能活動休止期間を経た復帰後のテレビ業界の以前との違いと、それに対する自身の“作戦”を明かした。

若槻千夏

11月29日(日)のニッポン放送『笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ』に出演した若槻は、人気絶頂だった2006年12月に芸能活動を実質休止し、ファッションやデザインの仕事を手掛けるようになったこと、そして約10年を経て再びテレビなどの芸能活動に復帰し、現在に至るまでの展開を語った。

しかし、テレビ業界も10年でかなり変化があったに違いなく、このラジオ番組の進行役・上柳昌彦が「10年でだいぶテレビも変わったと思うんですよ。そのスタジオの収録の雰囲気も。もちろんメンバーもですけども、その辺はどうでした?」と問うと、次のように若槻は答えた。

「もう全然緊張しないんじゃないかなって、逆に思ったんですよ。もう10年も経ってるし、軽い気持ちで出られるかなって、緊張とかドキドキとかはなかったんですけど、(復帰の)一番最初の番組が(明石家)さんまさんの番組(『さんまのまんま』関西テレビ/フジテレビ系)で、もう(さんまさんに)会った瞬間に10年前に戻りましたよ。『うっ!』って。『あ、これだ。この緊張感だ。だめだ、やっぱり楽しくやるとかじゃない。やっぱ戦場だ!』と思って。でもその時にさんまさんに『休んでたのにそんな声デカいのは素晴らしい』って褒めていただいて、『あ、声のデカさだけはもうちょっと頑張ってこう』と思って」

そして、この出演を見たテレビ業界関係者たちが『若槻、テレビ出るんだ』ということで、再び声がかかるようになったと語った。しかし、そういったテレビ番組に出る中で、やはり今の“人気者”たちとの「違い」を感じるのだという。

「やっぱり2011年ぐらいで止まってるんですよ、私の声のトーン、バラエティー的に。今のコってそんなにこんなハキハキ喋らないじゃないか、どっちかっていうと。みちょぱ(池田美優)とか自然じゃないですか。私もあれやりたいんですよ、なんかナチュラルに。やっぱり、なんか肩まわしちゃうんですよ。もう本当に私、バラエティーの収録終わって肩取れてることいっぱいあるんですよ。『もう、今日回しすぎた』って。それがホントはイヤで。もっと自然でやりたい。

みんな親近感を持ったコたちが多くて。めるる(生見愛瑠)とか、みちょぱとか、にこるん(藤田ニコル)とか、本当に普通のトーンじゃないですか。でも楽しいみたいな。でも、私とかウエンツ(瑛士)とかって、すごく声張るじゃないですか。悲しくなってくるんですよ(笑)」

そこで、臨機応変な対応術を身に着けた若槻。

「ひな壇っていうのは、(時代で)どんどん変わっていくわけですよ。そこに『古くさいな、あいつ』っていうのがいると目につくんで、だからひな壇の相手見ますね、私は。『今日、みちょぱとか若いコいるから、声のトーンを下げよう』みたいな、『立ち上がるのやめよう』みたいな。第7世代の時は立ち上がらないです、私。時代によってやっぱり出てくる方のトーンも違うんで、それは帰ってきたときに3年間ぐらいちょっと様子見ました」

若槻千夏、笑福亭鶴瓶、上柳昌彦

しかし、そこは百戦錬磨の若槻。あくまで『今日のメンバー見て決めよう』という作戦のため……

「『世界仰天ニュース』のときは、結構声大きいです、私(笑)」

……鶴瓶や中居正広のような“往年の”メンバー揃う番組ではやはり“地力”を発揮するようである。

 

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