1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

声優・日髙のり子が明かす、アニメ「タッチ」浅倉南を担当していた当時の“厳しかった先輩”

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2020年12月8日 17時40分

声優・日髙のり子が明かす、アニメ「タッチ」浅倉南を担当していた当時の“厳しかった先輩”

声優の日髙のり子が、12月7日(月)の、ニッポン放送「垣花正あなたとハッピー!」内のコーナー「ゲストとハッピー!」に出演。人気アニメ「タッチ」の浅倉南役を担当した際のエピソードを語った。

日高は1984年に声優デビュー。代表作は「タッチ」の浅倉南、「となりのトトロ」の草壁サツキ、「らんま1/2」の天道あかねなど、様々なアニメに出演してきた“声優界のレジェンド”とも言うべき存在だ。

垣花正アナウンサー:本当にお変わりないですが、声優歴は何年ぐらいになるんですか?

日髙:37年ぐらいになりますね。南ちゃんは、声優デビューして9ヶ月目だったんです。ほんといきなり。それまでは2作ほど出ているんですけど、脇役だったのでそれほどセリフも多くなくて。でも、南ちゃんはセリフも多かったので、役どころも難しかったですし大変でした。

垣花:確かに、あのニュアンスは難しそうですよね。南ちゃんの「私を甲子園に連れてって」って言うのは、言いようによっては結構わがままな娘ですよね(笑)。

日髙:そうなんです。私が言ったせいで、「わがままに見えちゃったら嫌だな」って思ったりもしました。

垣花:そこから37年ということですが、アフレコの現場って結構変わりましたか?

日髙:変わりましたね。今はもう全てがデジタルなので、ビデオを見ながらアフレコをして。録音もデジタルなので、すぐにやり直しとかも簡単にできちゃうんですけれど。リハーサルもDVDをいただいて、家で練習してから行くんですね。だから1回テストして次、本番を録っちゃうっていう感じなんですけど。タッチの頃はフィルムだったので、絵は当日しか見られなくて。当日に通し見をして、1回、2回テストして3度目が本番っていう形で。

垣花:家でじっくり練習することはできなかったんですね。

日髙:できなかったし、録り直しもフィルムをそこまで戻して、あと6ミリテープで声も録音してたので、テイクを重ねれば重ねるほどテープを無駄に使ってしまうんです。そのテープがゴミ箱に捨てられてて、先輩から「あれがあなたの失敗よ。反省しなさい。」って。目で見て自分のミスを確認しなさいって言われました(笑)

垣花:うわー厳しい先輩! え? ちなみに誰ですか?

日髙:あっはっは(笑) (※上杉達也役の)三ツ矢さんです(笑)

垣花:三ツ矢さん! そう言っていただけると収まりがいいですね(笑)

声優デビューから37年。現在は声優だけでなく、歌手としても活躍する日高のり子だが、実は声優よりも先に歌手としてデビューしており、今年、40周年を迎える。その40周年を記念したベスト・アルバム『Noriko Hidaka All Time Best~40 Dramatic Songs~』が12月2日に発売された。ジャケットデザインは、日高の代表作である「タッチ」の原作者、あだち充による描き下ろしだという。日高は、「わたし実は、あだち先生に絵をいただいたことがなくて、『人生の記念に南ちゃんの絵を描いてください』ってお話していたんですが、今回、アルバムが出ることになったので、ジャケットをお願いしようということになって、私を描いてもらいました。」とアピールした。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください