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伊藤蘭~歌手活動を再開した理由

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2020年12月22日 8時10分

伊藤蘭~歌手活動を再開した理由

黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に歌手で女優の伊藤蘭が出演。音楽活動を再開することになった経緯について語った。

伊藤蘭

黒木)今週のゲストは歌手で女優の、伊藤蘭さんです。12月9日にソロとしては初めてとなる新曲「恋するリボルバー」を配信、リリースされました。

伊藤)ありがとうございます。

黒木)通常は歳を重ねると、声が低くなって行くのですが、お話ししている声も当時とお変わりになりませんね。ボイストレーニングをやっていらっしゃるのですか?

伊藤)ゆるく、ですね。私はお芝居をしているときも声を使うので、やっておいた方がいいのかなという感じでやっています。「やっている」と大きな声で言えるほどではないのですが、歌うということになってからは「これはやばいぞ」という感じでやりました。

黒木)歌手活動を再開することになったきっかけは何だったのですか?

伊藤)私の事務所の社長が音楽好きということもあって、以前から「歌わないの?」と言われていたのですけれども、そんな気持ちになれませんでした。でも、いい年齢になって来たし、そんなことを言ってもらえるチャンスはもう来ないのではないかと。「悩むのだったら前に進んでみよう」ということで、やってみることにしました。

黒木)ファンの方にも喜んでいただいて。

伊藤)受け入れてもらえるかどうかというのもとても不安でした。

黒木)しかし、やってよかったと。

伊藤)そうですね。いまはやってよかったと思います。

黒木)ダンスなども披露なさったのですか?

伊藤)キャンディーズの曲も、昨年(2019年)やったファーストライブのときは4曲くらいだったのですが、さらに増やしてみようということで、かなりの曲数をやったのですが、一瞬のうちに当時の空気に戻れるという楽しい時間でした。1人で寂しい気持ちもありましたが。

黒木)ステージをやるときのモチベーションは何ですか?

伊藤)お客様の反応です。終わってからも、いまはSNSで「曲を聴いてこのように感じました」と直接見られますから、それもモチベーションになっていますね。

黒木)やはりお客様が支えてくださっていると。

伊藤)そうですね。

伊藤蘭

伊藤蘭(いとう・らん)/歌手・女優

■1973年、「キャンディーズ」のメンバーとして歌手デビュー。
■5枚目のシングル「年下の男の子」が初のヒットとなってからは人気沸騰。「春一番」「やさしい悪魔」などヒット曲を連発。
■1977年7月に解散宣言。1978年4月に後楽園球場でファイナルライブを開催。
■1980年、映画『ヒポクラテスたち』に主演。女優として芸能界に復帰。以降、映画・ドラマ・舞台など数々の作品に出演。
■2019年5月・歌手としてソロデビュー。アルバム「My Bouquet(マイ・ブーケ)」をリリース。41年ぶりに音楽活動を再開し、『伊藤蘭 ファースト・ソロ・コンサート2019』を開催。
■2020年2月からは『伊藤蘭コンサート・ツアー2020~My Bouquet&My Dear Candies!~」を開催(*一部公演は新型コロナウイルスの影響で中止)。
■2020年10月24日・25日「LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)」で行われたコンサートで初披露された新曲「恋するリボルバー」が、ソロ・アーティスト・伊藤蘭の初シングルとして12月9日に配信リリースされた。

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