伊藤蘭~キャンディーズ解散後、メンバー3人で行ったアメリカ旅行
ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2020年12月23日 8時10分
黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に歌手で女優の伊藤蘭が出演。キャンディーズ解散後の2年間、また、歌手と女優の違いについて語った。
黒木)今週のゲストは歌手で女優の伊藤蘭さんです。12月9日にソロとして初めてとなる新曲「恋するリボルバー」を配信リリースされたばかりですが、普段から音楽は聴かれますか?
伊藤)落ち着きたいときはノラ・ジョーンズとかジャズっぽいものを聴きます。気持ちが元気になりたいときはロックっぽい曲を聴きますし、たまにYouTubeで永ちゃん(矢沢永吉)を観たりもします。
黒木)ご自分の曲は聴かれないのですか?
伊藤)ステージが近いときなどは、必要に迫られて聴きます。やはり忘れるのが早いのですよ。2月にステージをやっておきながら、今年(2020年)はできなかった期間が長かったではないですか。中断していた8ヵ月の間に、振りもすべて習得して、ステージに立つことができたのに……忘れているのです。本当に取り戻すのが大変です。20年前のものならば、まだ覚えていたのかも知れませんが、40年以上経つと忘れるのだということを改めて感じました。焦りましたね。
黒木)少し甘く見ていたと。
伊藤)そうですね。甘かったです(笑)。
黒木)キャンディーズをおやめになって、女優として芸能界に復帰なさるまで、その間は何をなさっていたのですか?
伊藤)キャンディーズの3人でアメリカ旅行もしましたし、神戸の方に国内旅行もしました。
黒木)国内は大変だったのではないですか?
伊藤)まったく大丈夫でした。わからないのですよ。
黒木)わからないのですか。
伊藤)私たち、小さかったからかなと思うのですけれども。そんなに大変なことにはならず。
黒木)3人揃っていらして。
伊藤)はい。
黒木)旅行に行かれたり、いままでできなかったことをやったりとか。
伊藤)個人的には、車の免許を取りました。
黒木)では有意義な2年間でもあったということですか?
伊藤)そうですね。しかし、うちの家族からは「いつまで遊んでいるのだ」という雰囲気を感じていたので、そろそろ何かやらなくてはいけないのかと思ってもいました。
黒木)女優を選ばれたのは?
伊藤)中学時代からクラブ活動では演劇部に入っていたのですけれども、歌の方に行ってしまったので、お芝居に関しては未知の部分だったし、やってみたいという気持ちが再燃したのですね。だから、戻るというよりも知らない世界に入って行く感じで始めました。
黒木)女優の現場に入ってみて、いかがでした?
伊藤)歌の世界とは違って、時間もかかるではないですか。しかし、それが逆に私には合っていたのかと思います。しっかり時間を使ってつくるということが。まだ当時はそういう時代でしたし。
黒木)撮影はステージのように、「始まったら終わる」というのではないですものね。コツコツという感じで。
伊藤)あとドラマは「人とつくって行く」ということも実感できますよね。
黒木)キャリアとしてはもう、女優の方が長いですよね。
伊藤)そうですね。
黒木)女優と歌手で、自分のなかで違いを持っていらっしゃいますか?
伊藤)歌は皆さんに楽しい時間を提供するということですよね。サウンドがあるということに私は助けられますね。お芝居は人間の負の部分に触れたり、表現したりしなくてはならないという、過酷な面もありますが、歌は楽しく、一瞬にして世界にお連れできるという素晴らしさもありますし、私は両方携わって行きたいと思います。
伊藤蘭(いとう・らん)/歌手・女優
■1973年、「キャンディーズ」のメンバーとして歌手デビュー。
■5枚目のシングル「年下の男の子」が初のヒットとなってからは人気沸騰。「春一番」「やさしい悪魔」などヒット曲を連発。
■1977年7月に解散宣言。1978年4月に後楽園球場でファイナルライブを開催。
■1980年、映画『ヒポクラテスたち』に主演。女優として芸能界に復帰。以降、映画・ドラマ・舞台など数々の作品に出演。
■2019年5月・歌手としてソロデビュー。アルバム「My Bouquet(マイ・ブーケ)」をリリース。41年ぶりに音楽活動を再開し、『伊藤蘭 ファースト・ソロ・コンサート2019』を開催。
■2020年2月からは『伊藤蘭コンサート・ツアー2020~My Bouquet&My Dear Candies!~」を開催(*一部公演は新型コロナウイルスの影響で中止)。
■2020年10月24日・25日「LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)」で行われたコンサートで初披露された新曲「恋するリボルバー」が、ソロ・アーティスト・伊藤蘭の初シングルとして12月9日に配信リリースされた。
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