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麒麟・川島明、テレビ出演で「ピンマイク」を付けてもらえず……相方の『ホームレス中学生』大ヒットの憂鬱な時代を語る

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2020年12月23日 21時40分

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12月16日(水)深夜、テレビ東京のプロデューサー・佐久間宣行がパーソナリティを務めるラジオ番組「佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送・毎週水曜27時~28時30分)が放送。お笑いコンビ・麒麟の川島明がゲストとして生出演し、相方・田村裕の著書『ホームレス中学生』が大ヒットした頃のエピソードを語った。

テレビ東京プロデューサー・佐久間宣行、麒麟・川島明

テレビ東京プロデューサー・佐久間宣行、麒麟・川島明

『ホームレス中学生』は2007年夏に発売。瞬く間に200万部以上を売り上げ、映画、ドラマ化され、印税収入は2億円ともいわれた。麒麟は結成して2年目で「M-1グランプリ」第1回大会に出場し、決勝5位に終わったが、審査員の松本人志が絶賛したことで知名度が急上昇。さらに2004年~2006年の大会で決勝3位と好成績を残したが、『ホームレス中学生』が発売されると環境が大きく変わってしまったと振り返った。

川島:一番キツかったのはやっぱり相方の本が売れた時ですよ。『ホームレス中学生』が。

佐久間:あれはM-1のあと?

川島:M-1は3位とかでしたけど、決勝にも行かしてもらってたんで、まあ、なんとなく仕事はあったし、コンビでも仲良くやっていたし。

佐久間:「実力があるコンビだな」っていう感じで、ちょっとずつ階段を登ってるな、ぐらいの感じだったのね。

川島:東京にもちょっとずつお邪魔をして、いよいよ2007年から2008年にかけて、東京に行きまして。大阪のレギュラーも全部終わらせ、もう勝負の年だと。ここで、コンビ二人三脚で行きましょう!……っていってたら、『ホームレス中学生』という本を書きやがって!(笑)

佐久間:コンビでお笑いで売れようとしていたのに(笑)

川島:なんか『ホームレス中学生』を書きやがって、225万部売れて。

佐久間:あはははは(笑)

川島:もう、二人三脚の俺の右足、ちぎれるかと思いましたよ。

佐久間:そうだよね。あの2年間、エグいですよ。

川島:エグかったですよー。いきなり、相方が2億円を。で、どこに行っても「田村さん、田村さん」。で、事務所としては「麒麟で売りたいんです」みたいに言うんですけど、「いやいや、うちは田村さんだけでいいんですよ」みたいなテレビ局があって。ほんまに、僕にはピンマイクが付かないってことが、実際にありましたから。

佐久間:ああ、そうか。言ってましたよね。それで、音声さんがかわいそうにと思って……。

川島:そう、音声さんが僕にピンマイクを付けてくれないから、スタイリストさんが僕のことをかわいそうに思って、大きめのコサージュを付けてくれた。

佐久間:あはははは!(笑)

川島:拾わないよ? 拾わない。コサージュは音声を拾わない!(笑)

佐久間:ピンマイク風のコサージュを?

川島:ピンマイク風のちょっと灰色の。

佐久間:2億円を一気に……宝くじと一緒ですもんね。

川島:そう。僕は0円だったんで。

番組に麒麟として出演しても、自分だけピンマイクを付けてもらえないこともあったという川島。田村だけが呼ばれる、という状況が2年半ほど続いたことで、初めて「売れよう」と考えたと吐露。「それまではM-1もあって、面白かったら売れるだろう、売れるのは後から付いてくるものだ、という認識で頑張っていたんですけど、売れるためには売れないとあかんな、と思ったんですよ」と語り、その後、仕事は何でも引き受けるようになったとのこと。

テレビ東京プロデューサー・佐久間宣行、麒麟・川島明

テレビ東京プロデューサー・佐久間宣行、麒麟・川島明

『頑張ったら、2億の田村と肩を並べられるのではないか?』『また麒麟ができるのではないか?』そんな思いを巡らせながら無我夢中で駆け抜けたが、現在、田村はバスケ関連の仕事が多い。そんな現状に川島は「ぱっと横を見たら、あいつ、ドリブルしてる」「体育館から出てこない(笑)」と、ぼやいた。

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