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「この年にラジオをやっていたって一生忘れない」テレ東・佐久間P、コロナに翻弄された2020年を振り返る

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年1月6日 23時15分

「この年にラジオをやっていたって一生忘れない」テレ東・佐久間P、コロナに翻弄された2020年を振り返る

12月30日(水)深夜、テレビ東京のプロデューサー・佐久間宣行がパーソナリティを務めるラジオ番組「佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送・毎週水曜27時~28時30分)が放送。誰もが新型コロナウイルスに翻弄され、仕事やプライベートでも不安や緊張が降りかかった2020年を振り返った。

テレビ東京プロデューサー・佐久間宣行

テレビ東京プロデューサー・佐久間宣行

番組冒頭、この1年間について佐久間は「1番はコロナだけど……本当に僕はラジオがあって良かった」と言い、緊急事態宣言であらゆるものがストップし、テレビ収録も止まった中、ラジオだけはいつも通り放送していたことを回想。「この年にラジオをやっていたって一生忘れない」としみじみ語り、番組エンディングでも、ラジオへの思いや、自粛期間中は自分も不安を感じていたこと、コロナ禍でもバラエティ番組を思い切り作ろうと決意したきっかけも明かした。

「本当に特殊な1年でしたね。2020年2月過ぎぐらいからゲストも呼べなくなって、僕は1人喋りだからスタジオに来たけど、他のパーソナリティはリモートでやるようになって。打ち合わせも離れてして、ブースだけはマスク外して。かける曲も毎週悩んだなぁ……。『暗い曲、かけたくないなぁ』って。家に帰っても自粛期間だからどこにも行けないし、料理して家族と食べて、子供は学校も休みで、こんな時がくるんだなー……とか思いながら」

テレビ東京プロデューサー・佐久間宣行

テレビ東京プロデューサー・佐久間宣行

「本当にラジオがあって良かったな、って思う1年でした。この1年やったことで、リスナーと、なんか特殊な関係というか、運命共同体みたいな。“大変なことを乗り越えたよね!”みたいな気持ちになって、思い入れも強くなりました。ラジオでいろんな人から、いろんな地域から『自分は今こんな気持ちです』っていうのを聞いて、あと、1週間に90分だけくだらないことを話せる時間があったおかげで、結局それでテレビもやれたな、と。

最初は本当にテレビはバタバタで、『バラエティ撮れるのかな?』『笑ってもらえるのかな?』と思っていましたが、できるだけみんな普通のことをしていたいんだ、普通の気持ちのまま過ごしたいんだな、と。それから『くだらないことをたくさん作ろう』と思えるようになって、それが全部そのままテレビの仕事につながったと思います」

テレビ東京プロデューサー・佐久間宣行

テレビ東京プロデューサー・佐久間宣行

この後、リスナーから「何よりも、佐久間さんが健康にラジオに出演してくれたことがうれしかったです。1年間お疲れ様でした」という労いのメールが届くと、佐久間は「ちょっと待ってよ、最後にこういうメールを送ってくるのやめてくれない? 途中でグッときちゃったんだけど」とウルり。最後は、ラジオ好きのテレビマンらしく「テレビもラジオも最高です!」と叫んで2020年最後の放送を締めくくった。

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