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前厚生労働大臣政務官・自見はなこ~東京オリ・パラには「安心」が必要

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年1月12日 16時50分

前厚生労働大臣政務官・自見はなこ~東京オリ・パラには「安心」が必要

ニッポン放送「すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト」(1月3日放送)では、番組パーソナリティであり前厚生労働大臣政務官の自見はなこが、2021年の抱負を語った。

ニッポン放送「すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト」

淵澤由樹(アシスタント):今年(2021年)の抱負についてお伺いします。いかがでしょうか?

自見:大きく分けて2つあります。1つはデジタル化、もう1つは東京オリンピック・パラリンピックの成功です。政務官としてクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」に乗船した後、厚生労働省に戻ってさまざまな業務、病院との情報連携に関わって来ました。厚生労働省では「G-MIS」という、ワンクラウドで病院を把握する仕組み……例えば人工呼吸器がどれくらい稼働しているか、どの病院にマスクが足りないかなど、毎日把握する仕組みを構築しました。

淵澤:すごいですね! 知りませんでした。

自見:これは便利なツールとして定着しています。保健所を支援する「HER-SYS」という仕組みもワンクラウドです。「G-MIS」や「HER-SYS」は、使い勝手の面などでご批判もありますが、すごく改良されています。上手に使えば働き方改革になると学びました。いま「デジタル」という言葉がたくさん出ていますが、ただ単に「便利」というだけでなく、自分たちの生き方、仕事のやり方そのものを見直すことが重要になります。

淵澤:そうですね。

自見:それと、東京オリンピック・パラリンピックに関してです。外国からの観光客を受け入れるにあたって、感染症を持ち込ませない、拡げない。外国人観光客にとっても「安心」で、かつ国民にとっても「安心」であること。医療機関や保健所の負担も軽減し、観光業や宿泊業の人も労働者として「安心」できる環境を整える。これらを確立するのが、私にとっての今年のテーマです。

やはり入国する方々には毎日、健康観察の義務をお願いしたり、事前検査で陰性であることを確認していただく。仮に陽性になっても、民間の医療保険に入ってから入国していただき、医療費面でも病院に負担をかけないようにするなど、きちんとコントロールできる環境でお迎えすることが重要だと思います。医療と経済を両立させるためには、ある程度の管理が必要なのだと思います。

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