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11代目「体操のお兄さん」小林よしひさが語る、オーディション裏話

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年1月18日 12時50分

11代目「体操のお兄さん」小林よしひさが語る、オーディション裏話

ニッポン放送「すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト」(1月17日放)に、NHK・Eテレ「おかあさんといっしょ」で11代目「体操のお兄さん」を務めた、小林よしひさが出演。「体操のお兄さん」のオーディションについて語った。

ニッポン放送「すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト」

自見はなこ:「体操のお兄さん」のオーディションですが、実は付き添いだったそうですね。

小林:大学の研究室で体操部のコーチをしていて、新卒の生徒達を引率するつもりが、大学の先生から「一緒に受けたら?」と言われたのです。オーディションを受ける機会もそうないので、記念受験の感覚で受けました。1次、2次に受かって、最終的に5次まで行ったとき、うちの大学の生徒達は全員落ちていて。

自見:オーディションでは、どんなことをされたのですか?

小林:1次は質疑応答とアクロバット、それと特技を見せます。あとは歌ったり、カメラテストなどですね。

自見:特技は何を披露されたか覚えていますか?

小林:「見た目は細いのですが、力強い技ができます」ということで、そういう技をやりました。

淵澤由樹(アシスタント):どんな技なのですか?

小林:上水平(うわすいへい)という腕立て伏せのような形で、足が浮いている技をやりました。

自見:「よしお兄さん」の前任は、社会現象となった「ひろみちお兄さん(佐藤弘道さん)」だったために、プレッシャーがあったそうですね。

小林:当時は「体操のお兄さん」というものを、ひろみちお兄さんが一生やって行くような印象でしたね。同じ体操部からは、弘道さんや他の先輩たちも体操のお兄さんになっていました。先輩(当時の先生)のご指導を受けたときに、「体操のお兄さんの影響力ってすごいな」と、やる前にも感じていました。

淵澤:アドバイスなどはあったのですか?

小林:8代目の瀬戸口清文さんに、「君は体操のお兄さんを卒業してから、何をしたいんだ?」と聞かれました。そのときに、ふと「子どもたちと遊んで行きたいです」と答えたのです。すると、「それでいい。そういう気持ちでいいんだよ。何かを教えるのではなく、遊ぶという気持ちを続けて行きなさい」と言ってくださいました。

自見:奥が深いですね。子どもと遊ぶということは、子どもの存在意義そのものですからね。

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