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バイデン次期政権~アメリカの富が再び中国に流れる危険性

ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年1月19日 17時30分

バイデン次期政権~アメリカの富が再び中国に流れる危険性

ウィルミントンで、報道陣の質問に答えるバイデン前副大統領(アメリカ・デラウェア州)

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(1月19日放送)にジャーナリストの有本香が出演。1月20日に就任するバイデン次期大統領について解説した。

ウィルミントンで、報道陣の質問に答えるバイデン前副大統領(アメリカ・デラウェア州)=2020年11月16日 AFP=時事 写真提供:時事通信

バイデン次期大統領~就任初日に大統領令を発令

バイデン次期米大統領は就任初日の1月20日、トランプ政権が離脱した気候変動対策の国際的枠組みである「パリ協定」への復帰など、十数本の大統領令に署名することが明らかになった。

飯田)就任初日から大統領令をいくつも出すようですが。

有本)トランプ政権でやったことを全部逆戻ししようということです。「バイデン流多様性」ということをいろいろ言っていたり、「不法移民に市民権を与える」などと言っています。私がいちばん懸念するのは、最低賃金を時給15ドルまで引き上げると言っているではないですか。こんなことをしてしまったら大変なことになりますよね。

飯田)企業経営としては厳しくなりますね。

有本)製造現場などはまた外へ出て行きます。トランプ政権はコロナがある前まで、失業率が史上最低、つまり失業者がとても少なかった。そして、新たな雇用をかなり増やしたわけです。単純に全体の雇用を増やしたというよりも、特筆すべきは、歴代政権でほとんどできなかった、製造業分野での雇用を増やしているのです。これは大きいです。これが多分、全部逆に戻ります。その工場をどこに移すのか、メキシコという話も出ていますが、やはりまた中国でしょう。安全保障の部分でトランプ政権がやったことが楔になって、バイデンさんも親中には行かないと言う人がいるけれども、経済の分野で、再び中国にアメリカの富が流れて行くという危険性があるわけです。

飯田)そのほうが怖いですね。

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