新神戸駅「神戸ビーフ肉めし」(1600円)~神戸の伝統駅弁がリニューアル! グレードアップ版も登場!!
ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年1月21日 11時50分
【ライター望月の駅弁膝栗毛】
昭和45(1970)年から、東海道・山陽本線で運行されている「新快速」。
最初は京都~西明石間で1日6往復の運行でしたが、山陽新幹線の岡山開業以降、余剰となった急行用車両の活用や15分間隔での運行が始まりました。
1980年代以降は、「新快速」向けに造られた新型車両が投入されるようになり、現在では終日12両編成で運行される、京阪神の看板列車に成長しています。
(参考)JR西日本ホームページ
そんな新快速の成長を、神戸駅でずっと見守ってきた駅弁といえば、ご存知「肉めし」。
「淡路屋」の手によって昭和40(1965)年に誕生して以来、ご当地駅弁、ユニークな駅弁の草分け的な存在として、全国に広く知られています。
そんな「肉めし」が令和3(2021)年からリニューアル、さらに、そのグレードアップ版として、「神戸ビーフ肉めし」(1600円)が登場しました。
【おしながき】
・バレンシアライス
・神戸ビーフのローストビーフ
・錦糸玉子
・アスパラガスのごま和え
・くるみ甘煮
・パイナップルシロップ漬け
・さくらんぼシロップ漬け
「神戸ビーフ肉めし」は、その名の通り、ブランド肉「神戸ビーフ」を使った肉めし。
神戸肉流通推進協議会のマークが入った紙蓋を開けると、おなじみカレー風味のバレンシアライスのいい香りと共に、ツヤツヤのローストビーフが載っています。
今回は、京王百貨店新宿店で行われた第56回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会で販売されたものをいただきましたが、いい時期が来たら、また神戸で味わいたいものです。
時代に合わせて、進化を続ける京阪神の新快速・快速列車。
沿線の駅弁もまた、伝統のデザインを守りながら、中身はしっかり進化しています。
大変な時代にあって、何事も“守り”に入りがちですが、このような“攻め”の姿勢は、周りに「元気」を与えてくれるもの。
いいお肉をお腹いっぱい食べて、元気よく過ごしたいですね。
連載情報
ライター望月の駅弁膝栗毛
「駅弁」食べ歩き15年の放送作家が「1日1駅弁」ひたすら紹介!
著者:望月崇史
昭和50(1975)年、静岡県生まれ。早稲田大学在学中から、放送作家に。ラジオ番組をきっかけに始めた全国の駅弁食べ歩きは15年以上、およそ5000個!放送の合間に、ひたすら鉄道に乗り、駅弁を食して温泉に入る生活を送る。ニッポン放送「ライター望月の駅弁膝栗毛」における1日1駅弁のウェブサイト連載をはじめ、「鉄道のある旅」をテーマとした記事の連載を行っている。日本旅のペンクラブ理事。
駅弁ブログ・ライター望月の駅弁いい気分 https://ameblo.jp/ekiben-e-kibun/
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