テレ東・佐久間P「謎がやっと解けました」『マジ歌』でフット・後藤が圧倒的にウケる理由を突き止める
ニッポン放送 NEWS ONLINE / 2021年2月17日 11時53分
2月10日(水)深夜、テレビ東京のプロデューサー・佐久間宣行がパーソナリティを務めるラジオ番組「佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送・毎週水曜27時~28時30分)が放送。テレビ東京のバラエティ番組『ゴッドタン』内の企画である、芸人がマジで作った楽曲をマジで発表する「マジ歌選手権」で、フットボールアワー・後藤が活躍しているが、彼の面白さの正体を、アートディレクター・石岡瑛子の回顧展で気付かされたと語った。
石岡瑛子といえば、1993に映画『ドラキュラ』の衣装でアカデミー賞衣装デザイン賞受賞、2008年北京オリンピック開会式では衣装デザインを担当するなど、世界で活躍。彼女の業績を集めた回顧展『石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか』が、東京都現代美術館で開催された。(2021年2月14日で終了。)
「マジ歌選手権」で後藤が大ウケする訳を、この回顧展で見つけたと佐久間が語った。
「この回顧展で、衣装単体で見たら、正直、『かっこいい』もあるけど、『キョトン』もあるわけ。要は、僕がクライアントだった時、石岡さんがその衣装を上げてきても『かっこいい』『これ、いいっすね!』って言えるかな? って思う衣装もあって。」
「グレイス・ジョーンズっていうジャマイカ系アメリカ人の歌手の衣装があったんだけど、その人の衣装が、飛び抜けてすごい。説明は難しいんだけど……坊主頭にどデカイ青いトサカだけがあるみたいな。でも、奥にモニターがあって、グレイス・ジョーンズが着て歌っているのを見ると、本当にめちゃくちゃかっこいい! そのぐらいのパワーと、その人のかっこよさが合わさると、すげえ! ってなる。
それで、何となくその辺から自分の中で結構謎がちょっとずつ解けてきて。『本当にかっこいいものは、その人でしかかっこよく見えないからかっこいいんじゃないか?』と。本当にかっこいいのは、その人でしかかっこよく見えないぐらい強烈なものだから、その人のパワーでしか着こなせないから、かっこいいんだって思ったの。
これは衣装に限ったことじゃないな、と思った時に、いろんなものが繋がって。後藤さんのマジ歌、あれ、めちゃくちゃ面白いんです。ライブでも圧倒的に盛り上がる。でも実は、何であんなにウケるのかが分からなかった。みんな『ダサい!』って笑ってくれるから、『ダサい』ってカテゴリーで演出しているけど、本当にダサいのか? って思っていて。」
「みんな分かっていると思うけども、あれはBLANKEY JET CITY(2000年に解散した日本の3人組ロックバンド)がモチーフで、後藤さんも僕も大好きなバンドで、後藤さんもリスペクトがすごいから、徹底的にオマージュしている曲もあるわけ。一時期、後藤さんが滑稽だから面白いんだ、と思っていたけど、実は後藤さんはギターも上手いし、ちゃんとやっているんだよね。
石岡瑛子展でグレイス・ジョーンズの衣装とかを見た時に『かっこよすぎるものは、その人以外には似合わないからかっこいいんだ』って思って。だから、どっちかがダサいとかどっちかが面白いとかじゃなく、ブランキーはブランキー以外がやったらかっこ悪いぐらい、かっこいいことをやっているんだと。
だから、それをマジでリスペクトしてやっている後藤さんは、それに届こうとしてるけどパワーに負けているから。正直、ブランキーをやる器ではないから面白いんだ、って。かっこよすぎるものはその人以外がやるとかっこ悪いんだ、と。だから、それをマジやっているから面白いんだって、謎がやっと解けました」
後藤はギターが上手いことでも知られているが、そんな彼が「マジ歌選手権」でなぜ圧倒的にウケのか、以前から説明できなかったという佐久間。しかし石岡瑛子展で、「本当にかっこいいものは、その人でしかかっこよく見えない」と感じたと言い、「かっこよすぎるものはその人以外の人がやるとかっこ悪い」「それをマジやっているから面白い」と、後藤の面白さを改めて解説した。
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